今日は、アウェの神戸戦。BS-NHKで中継をで観戦。
スタメンは、GK楢崎、DFが隼磨、闘莉王、増川、阿部はいつもと同じ。
MFに前節退場で出場停止の直志に代わって小川、ダニルソン、マギヌン。
3トップはいつもどおり、夢生、ケネディ、玉田。
メンバーから見ると、アンカーにダニルソン、右に小川、左にマギヌンか。
神戸のキックオフで試合は始まる。試合が始まって見ると、いつもとフォーメーションが少し違うようだ。
4-3-3と言うよりも、アンカーに小川とダニルソンの2枚置いて、マギヌンをトップ下に置く4-2-3-1と行ったところか。
名古屋と対戦する相手は、アンカー1枚のダイニルソンのサイドのスペースを使ってくるが、普段は直志が、その豊富な運動量を生かし、ケアしている。今日は直志がいない分、小川を下げて、ダニルソンの守備の負担を軽減しているようだ。
開始の5分、その中盤の底から、右サイドのスペースにロングパスが、そこに隼磨が走り込み、フリーでクロスを上げる。中はケネディと玉田。
ケネディがファーサイドに走るとDF2人が釣られる。玉田が完全にフリーになり、玉田には珍しいヘッドのシュートがゴールネットを揺らす
前半5分に先制点が入る。久しぶりの先制点だ
ゴォール 玉田!! ゴォール玉田!! カモン・ゲット ゴォール オー、オー、オー
その後も、試合は名古屋ペースで進む。玉田、マギヌン、夢生が頻繁にポジションチェンジを繰り返し、神戸DFを撹乱する。そこにSBの隼磨、阿部が絡むから攻撃に厚みが増す。
今度は左サイドで起点を作り崩しかかる。神戸DFが溜まらずファール。FKを得る。
直接狙うには、ちと遠いかと思ったが、ボールをセットしたのはダニルソン。確かに、その左足のパワーはハンパないからなぁ 解説の早野氏が壁に入りたくないと言っていた(笑)。
で、助走から、その左足を振りぬくと壁を越えた、ほば無回転のシュートはぶれながら落ち、GKの手と手の間を抜けてゴールネットに突き刺さる 前半30分に追加点が入り、0-2に
ダニーーールソン!! ダニーールソン!! ダニーーールソン!!
しかし、まったく危なげないかと言うと、結構高い位置でボールを奪われ、ショートカウンターを食らっていた。
幸い、3回ほどあった神戸の楢崎との1対1をことごとく外してくれたのにも助けられたが
後、解説の早野氏も言っていたが、小川の守備が効いていたのは確かだ。その分、攻撃にはあまり顔を出せなかったが、今日の戦術ならば仕方なしと言ったところか。
で、後半が開始すると点を取りに前がかりになる神戸と、それをいなしながら、ゆったりと攻撃を組み立てる名古屋と言う展開で試合が進む。
そんな後半の10分ころ、夢生が得意のドリブルで仕掛け、シュートを打つ。とバランスを崩して倒れる。
倒れこんだまま、自ら×を そのまま、担架でピッチの外へ。交代で入ったのはブルゾ。
ブルゾがトップ下に入り、左に玉田、右にマギヌンと言うポジションに変更とみたが・・・
この当たりから、試合は神戸ペースに。夢生の前線からのプレスに比べるとブルゾのそれは、やはり見劣りする。
後半21分、マギヌンに変えて杉本が入る。この交代の意図は今一分からない。マギヌンが左効きだからか 正直、最近では、杉本が入っても、あまり期待しなくなった。以前は何か起こりそうな気がしたが。。。
こうなると、前でなかなかボールが持てなくなり、ますます、神戸のペースになってくる。ついに後半25分、名古屋の左サイドを崩されて、クロスを上げられるとファーにつめていたポポにヘッドを決められる。
これで1-2、リードは1点に
その後も攻め続ける神戸だが、ゴールは割らせず。
追加点のビッグチャンスが・・・ケネディが中央でボールを受けるとシュート が、ボールは惜しくもポストに弾かれる。その跳ね返りをブルゾがシュートするも、相手DFに当たってゴールはならず。
後半40分、玉田に代えて千代反田を投入。1点リードで逃げ切る戦術に出る。が、ここでまたアクシデントが 闘莉王が足を痛めたようだった。。。元々、右ひざの靭帯を痛めているだけに心配だ。
走れない闘莉王を前線に上げて、最終ラインにダニルソンを入れる。
アディショナルタイムは5分・・・1点リードでは、非常に長く感じる5分だ。
何とか、その5分も乗り切り、1-2で勝ち点3を積み上げることに成功。しかし、夢生、闘莉王の2人の怪我と勝利の代償も大きかった。
2人とも、軽症であることを祈るのみ。この後の対戦が、C大阪、鹿島と続くだけに、攻守の要の2人が抜けるのは、あまりにも痛い・・・G大阪が順位を上げているのも不気味なところか。
「与えられたものの中で、最大限に考えて勝ち切るんだな」
24日追記・・・新聞によるとマギヌンの交代も怪我のようだ。主力3人の怪我、いよいよ本領が試される時。