5年程前のある春の日🌸


いつもの通勤路、

近所の公園脇の道に

えらい勢いで鳴いているカラス🐦‍⬛が




「ウチの子に近寄ったら

ただじゃおかないよ💢

オーラ全開の。。。




前の日の朝はいなかった。

昨晩〜当日朝ひなが孵ったのか。



形相(と、思われる)母さん側に

巣があると予測して

公園側の歩道を選んだら。。。


‼️




完全に読みが逆だった💦


頭からは出血.....だけど、

『我が子を守るのに必死なんだな』

と思ったら、

しゃ〜ないか ってなった。




でも次の瞬間 イヤな予感がよぎった。


小さい子が割とたくさん来る

この公園で

近寄りもしないうちから

あんなオーラ全開で鳴いてたら


少しでも近所の子供達が

巣のある木に近寄ろうもんなら

即 臨戦体制のあの勢いでは


....駆除されやしないだろうか



大人のくせに 単純でおバカな私は、

木に登ろうとする人じゃない限り、

ヒナ達は心配ないよ。むやみに

攻撃しなくて大丈夫etcを

どうやって母さん🐦‍⬛に伝えよう

とか、

カラス語が出来れば...とか、

真剣に考え込んでしまった。


その日はずっと

そのカラスの事で頭が一杯だった。



そして、翌朝の通勤時

カラスはいなくなっていた


生まれたばかりのヒナが

一日で巣立つ訳はない。

たぶん

イヤな予感が当たってしまった



しょうがない、のは分かってる

人間は人間で 我が子を守りたい。

遊んでる自分の子が襲われる、

その危険を放っておく訳にいかない



だけど、だけど、

母さんカラスも子供を守りたかった

それだけなのに



しょうがないんだ。。。

って思っても涙が止まらなかった


ヒナ達はどうしたのだろう



人が集まる所に巣を作る方が悪い

って言えば それまでだけど、

リスクを犯してまで、

人間の住む街に住まねばいけない

おおもとって、はたして

カラスだけのせい?と思ってしまう。


私の考えが変わってるダケなのかな?



未だに 春になると

思い出して涙が出てきます。