「あ~ァびっくりした!」「サンチャンの鼻をつけられた!」

夫が大きな声でしゃべっている、、、、「ど~ぉしたん?」と別の部屋に居た私、、、

 

夫が食卓の上に広告の紙を大きく開き指の爪を切っていた時のこと
よく見えない眼で顔を指に近づけるようにしながら”パチン・パチン”と音させて、、、


”ふっと”気配いを感じて左を見たらサンチャンの鼻が頬に触れて「うァ~・・びっくりした!」と。


サンチャンにしたら”パチン・パチン”と変った音がするし、テーブルの端から上ってすぐ側にいても振り向きもせず、ずっと下を向いて何かを一心不乱にしているし、「なにかな?」
と思ったのだろう。


側にいるのを何も気づかなかった夫は、サンチャンの鼻キスをされて、さぞかし仰天したことだろう。

が、逆に大きな声に驚いたのはサンチャンの方だ。可哀相に・・

お茶目なサンチャン、一目散に廊下を走ったのかそこにはいなかった。

お風呂場を覘くと扉の後ろで小さくなっていた。

 

 

私はサンチャンの”ひげ”の洗礼は受けたが、鼻キスはまだない。
鼻キスされたいゎ~

 


この話は何度も聞かされる羽目になったよ・・・

 

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*小さい頃のサンチャン*