現代の医療技術の発達はip細胞の発見でもわかるように素晴らしいものがある。
素人の私など考えられないような事柄の研究を日夜、勤しんで下さる方々のおかげだ。

身近なところでは、夫が66年間右目の視力がなかったのが、白内障の手術を受けその結果、見えるようになった。
検査の時の眼球の写真では「中心が綺麗で視力が残っている、、、」と眼科医に言われ手術に踏み切ったのだったがお陰で視力が出て右目だけでも見えるようになった。
それも眼鏡をかけずにだ。

左右の視力が違うので、3ヶ月ほど眼鏡をせずに眼を慣らして落ち着いてきたら眼鏡を新調するのだが、今日TVを見ていた夫が、「手術後左右の見え方が違い焦点が合わずに物が二重に見えたりしていたが、今、人の眼が左右一つに見えた!」と言うではないか。

術後、1ヶ月半でちゃんと物が重ならずに見えたと、、、、、、
66年間も諦めていた眼が、、、、、、

左目が白内障にならなかったら右目の診察も受けていなかった。怪我の功名と言うのだろうか、、、、
子供の時から右目は見えないので検査もろくに受けていなかったのだ。

右目は乱視もありどうなることかと案じていたが、ちゃんと視力が出てきているのだ。
一瞬でも正常に物が見えだしたらもう後は日にちがちゃんと解決してくれるだろう。
この嬉しさは何物にも代えがたい。



来年の1月には眼鏡を新しくできそうだ。今、第二の人生が始まったばかりなのだ。

パソコンは見えないし眼が疲れると言って興味も持たなかった夫が「来年はパソコンをしてみたい。」と言っている。
パソコンも新しく買い換え、色はシャイニーブラウンで夫の意見を取り入れたことだし、挑戦をして貰いたいと思っている。


こんなに嬉しい日々が来るとは思ってもいなかった。