minipopbeeを購入して早、2年が経ちました。
2年と言えば・・・そう、車検ですね。
ということで、先日、ミスティックさんに車検と足廻り強化をお願いしました。
minipopbeeキャリイベースの足廻りに関するオプションには、リア強化ショック、フロント強化コイルスプリング、フロント及びリアのスタビライザーがあります。リアのスプリング(板バネ)については標準仕様で1枚リーフが増やされています。
minipopbee購入時にリアの強化ショックはOPで付けてもらいました。フロントは様子見で判断しましょう!と・・・
でも・・やはり・・装備重量1200Kg超えの軽キャンパー。ノーマルの足廻りでは歯が立ちませんでした いやいや、待てよ。軽トラの車重(700~800Kg)に最大積載量350Kgに人員重量(2名)を足して約1200Kgちょい。現にメーカーカタログを見ると、車両総重量1200~1300Kgと記載されてるし、いくらキャンパーと言えど、車両1200Kgなら、人員足しても1300Kgちょい。ノーマルでも行けんじゃね?と思われる方も居られるかもしれません。
でも、それは、あくまでも最大350Kgは積めますよ。でもメーカーとしては軽トラ買う皆さんがいつも最大積載で使用するとは考えていないだろうし、してもごく短い距離・時間を想定(軽トラの購入層を考えれば)しているだろうし、当然、空荷で走行することも考えなければならないので、ほどほどのサスセッティングであるかと思います。
でも、軽キャンパーは、ナンバー付いて公道に放たれたその日から役目を終えるその時まで、最大積載以上の重量を積んで走る宿命にある訳です。
やはり、ノーマルの足廻りでは心許ない。なのでミスティックさんも、より重量の増すリアについてはデフォルトでリーフ増しをしているのだと思います。
と前置きが長くなりましたが、以下、2年間使用してみたフロントに関しての感想。
① とにかくフロントサスのストロークに余裕が無いため、ちょっとした路面のギャップを越えると(特に下り坂の凹部をコーナーリング時に越えるときが顕著)ガッ!チ~~ン!とフロントサスがフルボトム(底付き)してしまします。フロントタイヤがお尻の下にある軽トラ(DA63キャリイは別)この音と衝撃たるや、車も僕のお尻も壊れてしまうんじゃないか?と思わせるほど・・
② とにかくコーナーリング時のロールが酷い。下りの右カーブを回るときは、体ごと外に投げ出されるような感覚に陥る。
③ 高速道路走行中、大型トラック、バスに追い越されるとき、左側に風圧で飛ばされ、追い越されると右側に吸い寄せられる。
④ これまた高速走行で、ホイールベースが短いのも相まって真っすぐ走らない。轍のサイズが軽の幅とは違うので余計にそう感じる。
⑤ 市街地走行では、信号で発進、停止のたび、前後に揺れる。
⑥ 幹線道路の車道に面した店舗駐車場に進入・退出するときの、歩道の段差を越えるときに揺れること、揺れること・・・
⑦ キャンプサイトや車中泊地で寝る際、平坦地に止めてもフロント側が下がっている感じがする。上段ベッドはともかく、下段ベッドはフロント方向に頭を向けるので頭に血が上る
ということで、フロント強化絶対するぞ!と心に誓い。費用を2年かけて捻出
ちなみに・・・
ホントの金額を嫁様に言うと『なんで、そんなに、お金持ってるの?』と勘繰られるので今回の強化対策は内緒です。(これ見られたらどうしよう)
オプション表では、フロント強化コイルスプリング・スタビライザーがありますが、ショックの設定はありません。さて、どうしたもんかと思案していると、公式ブログで【KYBカヤバ】とショックも共同開発していると知り、『完成したら、是非付けたい!』とS社長に伝え・・・
当初の予定より開発が遅れ、やきもきしておりましたが、今回の車検のちょっと前に『入荷しました!』との連絡がミスティックよりあり、このタイミングで、スプリング・ショック・スタビの3点セットで取り付けることができました!
長くなっちゃいましたので、今回はここまで。
インプレッションは次回にお伝えします。 ただ、車検・取り付けが完了し、車を引き取って、ミスティック工場から出た瞬間にその違いがわかる。位の変わり様でしたよ
今回、取り付けした強化サス一式とスタビライザー(スタビはちょっと見ずらいですね。オレンジ色のショック横に付いてる黒いのがスタビです。反対側のショック繋がってます)
今回外した純正のフロントサス一式
こちらは純正リアショックです。