やっと誰もDJ SODAの性被害について話さなくなったので私が話す。
こんばんはユキちゃんです。
この夏の大阪の音楽フェスに於いて、
出演者のDJ SODAさんが観客席に近づいた際に、無理やりあちこちを触られるという性被害事件が起きましたね。
それについてTwitterのお気持ち表明に留まらず全国ニュースになって、
色んな意見が交錯したり、自身の性被害について告白する女性や昔の事件を再喚起する方も多く見られました。
この一連の流れを眺めながら私は腑が煮えくりかえる思いでおりました。
仕事に支障がでるぐらい腹が立った。
でもこれでもかという盛り上がりの中にこの意見を投稿するのは如何なものかという自認もあったので、ぐっと堪えて波が収まるのをひたすらに待っておりました。
そんなお膳立てて何が言いたいのかというと、
「あんな格好してるんだから自業自得」というクソみたいな意見がなぜ生まれてしまうのかについて解説したいです。
たぶんできると思います。
解説、なんて偉そうに言いましたがこれは正解ではないと思います。
何よりも被害者の意見が最優先されるので、これは傍観者の至極身勝手な意見です。
しかしながらこの事件を通して大勢の方が感じた怒りや悲しみやすれ違いに、少しでも整理がつけば幸いです。
結論から言うと、
個人的には「あんな格好して観客煽ったら触られて当たり前だろ」派です。
「好きな格好をすることに罪はない」
「どんな人間でも本人の意思に反して触られるべきではない」
これは当然そうです。
至極そうです。
ここで混同してほしくないのは、
「彼女は演者であった」
と言う点です。
更に私の重きを置いている点としては、
「彼女は日常を脅かされたか」
というところです。
解説していきます。
何かを表現する、アーティスト活動をするということに於いて、
「舐められないようにする」
というのは誰しもがぶつかる壁だと思います。
ステージに立つということは、人前に何かを出し続けていく上では、どうしても人間関係の壁がそびえます。
アウェイの地に行って、白けた反応をされたり。
誹謗中傷を受けたり。嘲笑されたり。
お酒が出るクラブハウスでのDJ活動、女性なら尚のこと経験があるでしょう。
知らない酔っ払いに肩を組まれたり。
尻を叩かれたり。
プレイ中に罵倒されたり。
マイクを勝手に使われたり。
人前に立つ、ということは
観客や共演者に評価されることでもあります。
舐められるのは自身の経験やスキルや説得力が足りないからだ、という自責の気持ちに漬け込んで、更に高圧的になるクソみたいな人種も、表現をする場所には必ず存在します。
そうしていちパフォーマーとして、
「舐められない事」
は、活動を続ける為の、
自分と表現を守る為の重要度をかなり占めることになると思います。
しかしそういった一連の障害は、表現者としてはかなり正しい道のりの道中に起きることで、
どうしたら自分をうまく魅せれるかというアーティスト自身の成長にも直結します。
ステージに立つということは、何かを表現することは、何かを評価される立場ということは、常に自分磨き。戦いです。
そうして舐め腐ったやつを黙らせるには、戦って強くなるしかないわけですが、
これが強くなる以外の方法もあります。
それはどこまでも「親しみやすさ」を追求する手段です。
「可愛さ」「癒し」「軽薄」「おもしろ」を売りにする手法を取ると、
親しみやすい分観客の数が増えます。
支持率という母体を増やすことで、舐め腐った奴も手出しできない、認めざるを得ない数のフォロワーを比較的簡単に獲得することができます。
私個人のバンド活動におきましては完全にこれでした。
「エロい」ことを釣り餌にして大勢の人に興味を持ってもらうことで、
認知度の母体を爆発的に増やしました。
この方法はとても簡単で、同時にとても「卑怯」であります。
個人的にはその引け目を常に感じていました。
もちろん面白いから受け入れられたとか、私のバンドはメンバーが多かったので私以外がすごいよかったからとか、言い訳はいくらでもできるものですが、
私はこの「舐められる」世界で真っ向から勝負して這い上がって行く人が、血反吐吐きながら戦っている人がいる世界で、そういう人を認識しながら、
自身の「女」を安売りに次ぐ安売りをしてヘラヘラしているのを「ズルをしている」という自覚がありました。
それでも誰にもできることじゃないとか、
ユキちゃんのおっぱいはエロくないとか笑、
そういう意見を戴くこともあってそれはそれは本当に嬉しかったんですけれども、
それでもこの手法は明確に「ズルい」んです。
売りたいのは「エロ」ではなく音楽で、バンド活動で、
違う舞台のものを持ち出して商売し始めるのはとてもズルいことだったんです。
その自覚をある程度背負って活動を続けておりましたので、
自身に対する批判はあって然るべきだと思っておりました。
ステージの上で何があっても、
ステージから降りて何をされても、
「エロ」を売りにした私の自己責任です。
他人になすりつけるべきではない。
(その上でネイチャーのお客さんは本当にお利口さんだね🥰らぶ)
さて、自分語りが過ぎました。
本題に戻ります。
以上の個人的感覚を踏まえて、DJ SODAさんの個人の売り方を考えた時に、
私と同様に「エロ」「軽薄さ」「親しみやすさ」を売りにしたマーケティングであることは誰の目にも明らかではないでしょうか。
「あんな格好をしてるんだから自業自得」
という地獄みたいな意見は、
「あの格好をマーケティングしてる演者なのだから、然るトラブルがあっても対処すべき」
という意味合いを含んでいると思いませんか。
あくまでも彼女が立っていたのはステージで、
彼女はパフォーマーで、
自分で曲をかけて観客を煽り、
自分の足で観客に近づいたのです。
この事件のとき、
DJ SODAさんの感想が、
「てめぇら舐めてんじゃねぇぞ触っていいわけないだろライン弁えろチンポども」
という怒りの感情なら私も共感したものでしたが、
残念ながら彼女は
「ホテルで枕を濡らしましたかなしいです😢」というごりごり被害者意識で発言しました。
性業界でもない人間がズルして性を武器に振り翳してパフォーマンスをするならば、貴女も共犯者です。
喚くのは泣き言ではなく、誰かの指針になるような発言や明確な怒りであってほしかった。
理不尽な性犯罪は許されるべきではありません。
しかし理不尽というには、あまりにもズルいんじゃないでしょうか。
もっと何がいけなかったか、
どうして欲しかったか、
どういう対処をするのか、
今後はどうするのか、
パフォーマーとして明言が欲しいところでした。
強くあって、欲しかった。
「あんな格好をしているから自業自得」
という地獄みたいな意見につられて、
DJ SODAさんに心から同情して、
自身の性被害を告白する女性も多く見られましたね。
私は悲しかったです。
貴女とDJ SODAさんが受けたものはレベルが違います。
貴女は明確な性被害者です。
「電車で痴漢にあった」
「帰り道に付き纏われた」
「すれ違いざま乳を触られた」
貴女達は日常を過ごしていただけです。
生きていただけなのに、
人間としての尊厳を蔑ろにされたのです。
相手の理不尽な性的な衝動によって。
もっと悲しんでいいし、
もっと辛くていいし、
もっと怒っていい。
どんな格好をしていても、
どんな状況でも、
生きているだけでそんな目にあって良いはずがない。
なんならそんな目に遭うのは、
性業界にも属してないくせに女を安売りしてる私みたいな女にも責任の一端があるといっても過言ではない。
ごめんなさい。
でもDJ SODAさんの受けた事件と、貴女と受けた時間では深刻さが違う。
レベルが違う。
DJ SODAさんが受けたことと、貴女の受けた犯罪を同列に扱うのをやめてください。
被害にレベルをつけるのは間違っているかもしれないけれど、
貴女の方が深刻です。
貴女の日常は明確に脅かされ、その尾がいまも引いている。
貴女の受けた犯罪の原因が取り除かれ、
貴女と貴女の大切な人が今後そんな目に合わないことを心から祈っています。
突然の！！！！！
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美しくなれ！！！！
私もかわいいかわいいおじさんたちに負けたくないのでおじさんたちにはないエロですぐ勝負します。
自覚があるからね！くそエロしょーもな女の自覚しかねーから！
ハロウィン日曜の新宿なんてゲボでるぐらいクソそうですが仕事終わったら駆け込むからみんな可愛くして待っててね。
ちなみにこの日のために10月の頭からダイエットしてたけど1kgも落ちなかったので堂々加工アプリ使いました。
本物はこんなもんじゃないよ♡
