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Nature Danger Gangのユキちゃんです。
NDGライブ情報からユキちゃんなりのライブ感想やら感じたことやら自撮りやらを赤裸々に綴ってます。

過去にいくとNDGのユキちゃんじゃない、ただのユキちゃんの記事も読めます


こんばんは☺︎
ユキちゃんです。


人生初のFUJIROCKは思っていたよりも大したことがなかった。


野外音楽フェスというものが軒並み嫌いで。

どのイベントも駅からのアクセスが悪く、会場に辿り着く為にはバスや車が必須で、
近くにコンビニなんかは存在しないので必然的に荷物も多くなり、
だいたいが山の中なんかで行われるので足元や体が汚れることは避けようがなく、
好きな時間に帰ることもできないまま満身創痍で帰宅する代わりに得られる音楽体験なんてものは私にとっては魅力的でなかった。

そんなものより近くのライブハウスでアホみたいな日程で開催される友達のライブに足繁く通う方が喜ばれるし偉いじゃんと思っていた。


唯一演者として呼ばれることが多かったりんご音楽祭だけは大好きだった。

長野という都心から決して遠すぎることのない立地と、
あと天候が守られることが多かったし、
演者であればこそ、車や楽屋に荷物を置いておけることが多く、休みたかったらそこら中で休むことができたので大好きだった。
つまり正統に野外フェスを楽しんだことはなかった。ズルして楽しんだことしかなかった。
ズルなら野外フェス楽しい。



野外フェスの中でも王様みたいな立ち位置のFUJIROCKには特に行くことがないと思っていた。

3日間という過酷な日程や、
新潟という立地、
高いチケット代、
FUJIROCKERと称される程の人種が存在する世界にはとってもじゃないけど足を踏み入れる気がしなかった。


それが今年の2月に友達が死んで、
3月に死んだ友達の友達と初めて会った時に、
「弔いFUJIROCK」という単語が爆誕してしまった。

死んだ友達は身体がとにかくボロボロで、
自室からインターネットを駆使するしかしばらくは生きる術がなく、
その間毎朝晩スペースに参加したり電話して話したりしていたけど、
よく大好きな友だちの話をしてくれる奴だった。
こいつがこんなに悪いやつで、この時こんなに面白くて、ってあんまりにも嬉しそうに話すので、おかげでそいつの友達のことは会ったこともないのに大体好きだった。


大体好きだった友達の友達に初めて会って乾杯して、死んだやつの思い出話を語りながらそういえば今年のFUJIROCKのラインナップやばくない?って話になった。
元々友達だった私以外の2人がわりと即決でFUJIROCK参加を目の前で決めたので、
「私も行く!」と割り込ませてもらった。



所詮は友達の友達でしかなく、
きっと私たちは会わなくなるだろうし、
そうすると彼の話は薄れていくし、
彼の顔は朧げになってしまうかもしれない。


それをこうでもしないと行かない野外フェスFUJIROCKに、「弔い」と勢い付けて集まれるのはこの上ない理由づけだった。


行くと決まってからのFUJIROCKは生涯参加しないだろう陽キャ御用達イベントから、
どんな感動を与えてくれるのか楽しみでしょうがない日本最大級の音楽フェスに変わってしまった。


単純でアホみたいだけど、
私は所詮アホだし。

あと本当に、今年のラインナップはアホ面して楽しみになっちゃうぐらい良いラインナップだった。



参加は1日目と2日目。
新潟だというから4時間ぐらいかかるのは覚悟してたけどなんと群馬の先ぐらいなもんらしくて車で2時間半の距離だった。

行きの車内でフジロックプレイリストを流して、いいなと思った曲のアーティストをいちいち確認しながら運転してもらって
なんとこのご時世に喫煙車だったのでサービスエリアなんかには目もくれずびゅんびゅん飛ばしてくれてむんむんタバコ吸った。

快適に到着して駐車場からバスに乗って会場まで移動。

チケットがソールドアウトしたと聞いたのでとっても嫌な気持ちだったけど行きのバスでも座ることができたし、特段混雑による不便さは感じなかった。


会場について、演者だけが悠々自適に過ごせる憧れの苗場プリンスホテルと広がるスキー場と照りつける日差しにわくわくを隠せなかった。

早速ビールで乾杯してなんとトリプルファイヤー間に合ったので2人に連れて行ってもらって会場を練り歩く。


練り歩きながら、なんだ大したことないな、と思った。


会場から会場までは移動に10分ほどかかる、と聞いていたのは、会場同士の音をぶつけない為の妥当な距離だったし、
その道中は飾られたり彩られたりしていて移動を苦痛に感じることはなかった。

トイレが混み合って膀胱炎になる、と聞いていたのも、予想がつく程度の混み具合でしかなく、タイミングや場所を選べば待てども待てども用を足せない、なんてこともなかった。


会場にいる人間はFUJIROCKER(笑)らしく、もっとギラギラしていて永遠に浮き足だっているようなイメージとは違い、結構自分たちのことにしか興味がなかった。
まあFUJIROCKに来るんだったらそれなりに仲がいい気の許す相手としか来ないわけで、それをわざわざ一緒の会場にいるというだけで他人にまで広げようとする人は私は見かけなかった。
キャンプサイトとかはどうだったか知らないけど。



トリプルファイヤーがやるホワイトステージに着いた瞬間に一緒に来た友達が爆踊りし始めて嬉しさが爆発してしまった。


所詮私たちは友達の友達でしかなく、
なんなら今日で会ったの3回目だし、
好きだった音楽も通い詰めたライブハウスも違うのに、
お、お、踊れるんか〜い!!!が嬉しくて嬉しくて負けじと飛び跳ねるように踊ってしまった。

友達の友達が友達のライブで踊ってくれるうれしさはピカイチだった。らぶ。

そんな様子はフジロック側にも好意的に映ったらしく、なんかハイライトに写ってた。






初参加で公式から撮られてしまうなんて私の華は隠せたものじゃないですねぇフッフッフッっていう承認欲求バチ満たされ感情になったことは正直に告白しておきます。

ふふーん!




踊り狂ってビールも飲んじゃって気をよくしたのでその後は友達達に着いて回った


1日目は坂本慎太郎だけ見たかったんだけど、シャトルバスの時間に間に合わなさそうでめちゃ断腸の思いで帰った。


断腸ではあったけど、新しく作られたというオレンジステージで鎮座ドープネス様の気合い入ったライブを最前で見れたので結構満足だった。


苦じゃないぐらい待ち時間や難しくないぐらいの動きで最前まで行けるのも、フジロック大したことないやんと思えた所以だった。

ちゃんと楽しめるように作られてるのは、すごいありがたい。実際。




取ってもらった格安宿は苗場の山の隣の山の上みたいな立地で、真っ暗な坂道をきゃあきゃあいいながら進んで行ったらすごい夜景とすごい夜空に挟まれることができた。



3人で、そんなに仲良くないのに(笑)、六畳一間で川の字で寝るのは弔い感強くてよかった。




2日目の土曜日はちゃんと入場口の混雑から始まって、雨の洗礼もしっかり受けた。


ちょこちょこ見たけど無理したら具合悪くなりほうやなと思って3人別行動になったしカッパきて座って冷えた身体で寝込んでいた。


1日目が2万歩歩いたのに対して1万歩も歩かなかったのではないかとも思う。



フジロックの規模も雰囲気もなんとなく分かってしまった以上、無理にワクワク探しに行くほど元気が出なかった。


真っ当に2日目。



なんだか周りの私の好きな人が結構敬愛している山下達郎だけ目撃せねばと思っていたけど、これが凄かった。



人が通路まで押し寄せて身動き取れなくなってしまうなかで、ここから椅子ゾーン始まりますよみたいなところに運良く陣取れた。

本当に見たいものは一人移動するに限るっていうのも学び☺︎


その席からこれぞフジロックという人に埋め尽くされたグリーンステージの全貌を見ることはできなかったけど、それでもひしめき合った人と人がそのアーティストの登場に沸く瞬間は総毛立つものがあった。

そして登場した山下達郎がすごかった。
一目見て完成だと思った。
完成されたアーティストだった。
立ち姿、マイクへ向かう口の開きと、呼吸の数。
何もかもが無駄も気だるさもなく、私らが物心つく前からその先もその後もずぅっと音楽に真摯であった姿勢がそこにはあって、

それを目にして思わず自身の半生を振り返って見つめ直さずに居られなかった。


アーティストとして完成している。
完成したまま寸分の狂いもなくまだ歌い続けている。

感謝と感動に涙がすぐに震え出た。


音楽に命を捧げている人は、漏れなく美しい。


私もりんご音楽祭で命捧げなきゃ、と小物並みの感想を持った。



後は友達同士合流してゆるゆると後方ダンス決めて帰るまでの体力温存しつつ帰路に着いた。



知り合いに会うこともなかったけど、それもなんかよかった。
誰でもないまま真っ当に楽しめた感じがしてよかった。




人生初のフジロックは思っていたより大したことなかった。

思っていたよりも自分だけの空間で自分らしく音楽を楽しめることができて、
思っていたよりもみんながそれを全うしている感じがあって、
思っていたよりも過ごしやすくて、
思っていたよりこんな音楽体験できるならチケット代も安いもんで、
思っていたよりも行ってよかった。



全ては一緒に行ってくれた、一緒の友達を亡くした一緒ぐらいの大事な関係性の友達のおかげだと思うけど。

その友達が車全部運転してくれたおかげすぎるけど🥺💕


とてもよかった結果、りんご音楽祭ってとてもいいフェスやんとも思えたし、自信持ってりんごも臨める。

会場で会おうね。

大したことない、ここでしか会えない音楽体験一緒にしようね☺︎




3人で写真撮ろうよって小っ恥ずかしくて言うの辞めたのちょっと後悔してる。
写真貼り付けられるタイプの墓だったら絶対撮ってたんだけどな笑





掲載許可とってないけどグラサンしてるからええやろの精神で載せちゃお





さて!告知があるよ!









Music Bar Journey毎月第3火曜日開催の"scene"

8月のゲストには、鋭いキュレーションでシーンを牽引する Seimei、しなやかなサウンドで空間を彩る AHEA Waterdrip、

多彩な現場で存在感を放つ Yoshitaka Harada を迎える。支えるのはレジデントの aoki と Kent Alexander。

そしてTequila GirlとしてNature Danger Gangのユキちゃんが登場。


Event Details:

2025.8.19.TUE

at Music Bar Journey

OPEN 19:00 - LATE

ENTRANCE ¥1,000

Free entry for under 23 (ID required)


Guest DJ:

Seimei 

AHEA Waterdrip 

Yoshitaka Harada 


Resident DJ:

aoki 

Kent Alexander 2025 


Tequila Girl:

ユキちゃん(Nature Danger Gang)


✂︎—————————

#MusicBarJourney

◇京急日ノ出町駅から徒歩約5分

◇Bar営業 18:00-24:00/不定休

(イベントの際は異なります)

◇神奈川県横浜市中区長者町8-133-6 サクラビル2F

◇カウンター席、テーブル席あり

◇喫煙可

◇現金/PayPay/各種QR決済/各種クレジットカード決済対応可




平日テキーラガールのお知らせです☺︎

え?kentいつの写真の私使ってんのこれ?笑




明後日横浜にSeimei来てくれるから踊ろう〜☺️

フジロック以来のダンスダンスダンスの日になる予感!

きてね!






こんばんは:)ユキちゃんだよ。

誕生日が近くなるとクリトリックリス野音を思い出す。

誕生日が近くなるとクリトリックリス野音を思い出すのって最低なんだけど笑、
たぶん本当にあんまり良い思い出じゃなかった。




いや、野音自体は楽しかったんだけど、

NDGが終わって友達もいないし恋人もいないみたいなこと書いてあるからとにかく空しかったんだと思う。




2025年の4月20日は

NDGは終わったんだけど5月に沖縄が控えてて、

友達が1人会えなくなって、その友達の友達がどんどん友達になって、

恋人にはならねーだろーなーって思ってた人が恋人になった。

あとついで無職にもなる。





2019年の誕生日は間違いなく楽しくなくて、

その後も特に誕生日のこと言及してないから6年ぐらい普通ぐらいで、

普通っていうのも悪い言い方だけどこの6年の間に恋人できたり別れたりしたし、

どれも永遠にはならなかったし、どれも今でも思い返すと心が削れるような話だけど、

それってとても普通だし。



あと2019年からこうやって2025年が来るのを何となく知っていた。



いよいよ不安に思うこともあったけど、

明確にいつ来てくれるかなんて分かんなかったけど、


NDGは仲良しで(沖縄もあと一押しでメグさん来てくれそうだったんだよな〜復活の日は近い😎)、

大切な人に、どうかお元気でとずっと願っている人にいよいよ本当に会えなくなる経験があって、

恋は降ってくるものだからひょんなきっかけでまた思わず触れたくなるような人と好き合える日がきて、

本当にやりたかった仕事と向き合う日が来ることを



2019年の空しかった誕生日の時の私も、

ちゃんと知っていた。




ちゃんと知っていてくれてよかった。

ちゃんと知っていてくれたから、今を迎えられてよかった。



私にしては忙しない毎日過ぎるし、

私にしては愛されすぎてて贅沢だけど、

でも今取りこぼしたら二度と手に入らないような予感がするから、

できるだけ全部拾い上げたいと思って大切に過ごしている。




死にたいなんて思わない。


死にたいなんて思ったことない。



でも2015年ぐらいの私は明日なんてどうでも良くて誰かのためにいつ死ねるんだろうぐらいには思っていて、


だから死なないでそこから10年色々手に入れたり手放したりできて本当によかった。




あと予想できないことは本当に嬉しい。


何となく大丈夫とか、

何となくやっていけるとか、

ぼんやり思っているけれど、


予想できない嬉しい事は私の力じゃないから本当に愛おしくて嬉しいの。




それが!!!!!!


MIDNIGHT RUN合同誕生日じゃい!!!!!





最近文章書くと湿っぽい傾向にあるんだよな笑

まだ悲しいは悲しいからね☺︎



というわけで予想してなかった第一弾は来る4/25(金)深夜のMIDNIGHT RUNでーす!


代表元カレのはるちゃんが新宿LOFTの店員になることは予想できなかったし、

T.M.Pって最高の後輩に出会える事は予想だにしなかったし、

きりんさんが金髪継続してずっと私たちのこと大好きなのも予想外だったよ笑


その予想外の3人組がパーティー企画してさぁ、

しかもNDGが散々10年前にやってた深夜のLOFTバーイベ再現したいみたいな可愛いこと言ってさぁ、

それだけで最高だから売り子でもなんでもやるよって梅割りガール始めたらさぁ、


その4月のパーティーをたおちとはるちゃんと私の合同誕生会にするからユキちゃんも好きな人呼んで良いんだっていうじゃんね!

わーい!



予想外のことってほんとしあわせなの☺︎



なんで大好きな人呼ばせてもらいました!

私の大好きな人で埋めたら私の企画になっちゃうからいつものMIDNIGHT RUNの雰囲気にはなるべく寄せたかったけどぜんぜん寄せ切らなかった!笑


若手のバンドマンとかちゃんと推してぇ〜笑



ラジカセ狂気に花もらお花💐

そのもらった花束でさわのぼりと殴り合いしよ🥰



というわけで予想外が嬉しいので。


予想外読んでくれてる貴方にもしてほしい。


平日金曜の深夜なんてもうそろそろ出歩けないでしょ?

NDGもライブやらなくなったし軽率にライブハウス通わなくなったりしたでしょ?

もう新しく始めたことが忙しくて朝までなんてやってらんないでしょ?


ぜーんぶお見通しだからぜーんぶ裏切って!

ぜーんぶ裏切って会いに来て、前よりもちょっと余裕ある懐でユキちゃんから梅割り買ってくださいませ☺︎


あと生割って何?

これも予想外なんだけど笑








予想外そのに〜!


スーパーちんすこうパーティー略してすぱちんこパーティーだよ🥳



NDGでたまにライブやるのも大好きなおやホロとせのしすたぁとハバナイに代わってT.M.P連れてくのはまあまあまあと言ったところなんだけど


告知の薄さが予想外♡



ごめんもっと告知したい😭

無職になったらいっぱい告知するからいっぱい遊びに来てほしい😭


でもみんなが飛行機チケ買ったよ!って報告してくれるの本当に嬉しかったのでみんなもっと報告してね🥰







うれし〜!予想外のことそのさん〜!


本当にうれしい!本当にうれしい!


今まで水曜日のカンパネラ武道館でコムアイに会いに行って、

ZOC武道館で大森さんが弾き語りするのを固唾を飲んで心に焼き付けて、


NDGも目標は武道館とか言ってた時代もあったけれど、

友達や愛する人が武道館立てるのは本当に最高だね。

絶対に赤いうちわつくっていこうね。

下と山ってうちわ作っていこう。

立てた中指で下と山ってやりたすぎる。

嫌がりそう〜笑







さっ!ブログも書き切ったしまた告知がんばろ〜


春が押し寄せて過ぎ去っていく予感までくれて居心地が悪いけど、

顔見せあって笑い合っていようね☺︎らぶ!









2025/3/9からもう2週間が経とうとしている。

君がこの世から居なくなった日から。


正確には2/22には居なかったんだけど。

居なくなったのをヒャっ君が教えてくれたあの日から。



君がこの世に存在しなくなってから起こったことをこれから書いていく。

なぜなら君にはもう報告できないことだから。


風邪を引いていた私はきりんさんの気遣いでMIDNGIHT RUNの後すぐに帰路に着いた。


朝帰りにしては早い時間に目覚めて、携帯をだらだら眺めているとヒャっ君から電話できないかっていうDMが届いた。

この時点で嫌な予感がしても良さそうなもんだったんだけど、
最近ヒャっ君元気だし、ははーんさてはバンドマン界隈関係で私に確認事項でもできたんだなぁしょうがない友達の友達してあげようかなってすぐにLINEアカウントを送った。


ほどなくヒャっ君から電話が来て、君が死んだことを教えられた。





君の訃報を真っ先に疑わなかったのは、君が死んだら君から連絡が来るもんだと思っていたからなのかもしれない。

そんなわけないんだけど。


君が死んだことを君は私に教えてくれるはずだと勝手に思い込んでいたからだと思う。


あとはかわいい後輩の彼が私との連絡絶縁の掟を破って連絡してくれるぐらいのドラマチックぐらい期待していたからかもね。



なんにせよ、最近生き抜いていた君が死んだことを予想もできなかったよ。


あんなにも死にそうだったのに。
もう死んだかもなぁと本気で思っていた時期もあったのに。

私は、予想もできなかったんだよ。



死を告げられた瞬間は何を感じていいか分からなかった。


何を感じてどう受け取って何を発言するべきなのか何も分からなかった。


初めてのことだったので。


親しい友人の死とか。
そういうのを友人の友人から「ユキちゃんは知っておいたほうがいいと思って」とか言って電話もらうこととか。

初めてだったよ。初めてだったし。



何も判断ができないまま明確に現れた次の感情は恐怖だった。


これから今まで君に話していた話や、君に向けていた感情はこの先無になるということに対する恐怖だった。


私の人生における軌跡の中の、1番性格の悪い感情の報告先はいつも君だったので。
これから先どのバンドマンとゆきずりセックスしても、どの頭の悪い女の話をニコニコ聞いていても、それを口悪く報告する相手の君がこの世に存在しないということは私のそういう感情は全て無になる。
意味がなくて価値がなくて面白くなくて文字通り君と一緒に死を迎えた。



それが死を迎えたと同時に私の中の君の死を感じた。
君が魅力的であったこと、
君が聡明であったこと、
君が卑屈であったこと、
君の自虐は超人的であったこと、
君は傷つくのが好きだったこと、
君は愛情深い人であったこと、

この先君を褒め称えようと思ったときに、
君が自慢の友人なんだと思った時に、

私はもう誰にも君の話ができないという事実に戦慄して叫び出したくなった。


私は泣きながらヒャっ君に友達になってくれませんかと言った。

私は君しか友達がいなかったから、どうにかしていま繋がっているヒャっ君に縋り付くことに必死だった。


そうして1時間ほど電話で話した後、
その足で君に今すぐ会いにいくのを思いとどまった後、
ヒャっ君と飲みに行ったよ。
友達になりにいった。



ヒャっ君会ったらなんかすげぇ香水臭くてさぁ
初対面だから戸惑ったんだけどお前だったら言うなと思って香水臭くね?って本人に言ったわ。
ボディーソープ溢しちゃってみたいな訳わかんない言い訳聞かされたけど、
お前だったら言うなって判断を今後もしなくちゃいけないのが堪らなくて、堪らなく嫌だった。



ヒャっ君と飲んでるときにリョウちゃんがDMをくれたのですぐ電話した。
お前より周りの方がお前と私が仲良いと思ってくれてるの何なのよほんと。
アフターフォロー頼むでしかし。



翌週にリョウくんとしらと会えることになった。



友達3人確保できてめちゃ安堵したよ。
もうお前の話が誰にもできなくなる恐怖からは逃れられた。


それでもその日が終わって、次の日が来て、火曜日までは毎日泣いていたよ。

水曜日にはようやく落ち着いて来てしまったけど。


薄情かな。友人。




リョウくんとシラと会って3人でフジロック行くことになった。
何でだよって言われたらお前が笑うからって事しか言えない。


死んだら3人でフジロック行って欲しいでしょ。
弔いフジロック。



3/20にご自宅にお邪魔したよ。
お前が人生のほとんどを過ごしたご自宅に。

ヒャっ君もしらも湿っぽくならない感じだったし、何ならお悔やみ申し上げますって言わなかったってヒャっ君は言ってたけど、
それちょっと癇に障ったけど笑、
お母様とお姉様が迎えてくれて顔見たら泣いちゃったよ。

私だって気丈で居たかったけど、
何だろうなぁ、
泣いちゃうよ、
お前が大好きだった家族に会えたら泣いちゃうよ。


テーブルについて何から話していいのか分からなくて、
しょうがないから出会いから全部話しちゃった笑。
関係性の説明からかぁ?と思って。


初めて中学の廊下でお前見た時に一目惚れしたんだよって話から入って、
皆んなで行ったシーパラで他の人に心移りしたって言ったらお父様が笑ってくれたよ。

残念だったなぁって。


残念だったかなぁ。あのまま好きでいるより今の方が全然よかったけどねぇ☺︎。


要所要所でああそれは友達だったねぇってお母様とお姉様が頷いてくれるのが心地よかった。


あと大阪の女の悪口言った。
結構許せなかったもん、もう過ぎた事だからそんなに強く口出ししなかったけどさぁ、
お母様もお姉さまも許せなかっただろうからここぞとばかりに皆んなで悪口言わせてもらったよ。
これはお前の悪口も含む。

女の趣味が絶望的に悪いって話をした。
片想いする相手は清楚で可憐でむしろ合わなそうなタイプなのに結局選ぶ女地獄みたいじゃないですかね最悪すぎ!っていっぱい言った。


お前短髪のほうが似合うよなぁって話もお姉様としまくった。
髪短い写真見てはえ?絶対こっちの方がいいよねロン毛期まじ終わってるわって話もした。


もう一回ぐらい恋愛してるところ見たかったなぁって言ったらお姉様がもういいよ〜って言ったのが優しくて可愛くて大好きだった。


恋愛しなくていいから結婚しよって言った話も、結婚しなくていいから子孫残そって告白した話もしたよ。


お前の部屋を見せてもらって何とも言えない感覚だった。

だって結局露ぞ部屋に上げてくれなかったし。

好きなものも、集めてるものも、大事にしてくれたものも、
本当はもっと馬鹿にしたかったのに
今更馬鹿にしてももう意味なくて。


ちょっと寂しくて、全部愛おしいのが、
全然つまんなくて。全然つまんないなぁって。




買ったことも覚えてないかもしれないrecycle orDIEってトートバッグでてきてお母様とお姉様と爆笑しちゃった。

DIEじゃねーよっつって笑

トートバッグとライダースとアクセサリー貰ったからね私。
黒のライダースいいやつ貰ったから。

羽織って、すごいピッタリ!って2人とも喜んでくださったけど、
お前の羽織でお前忍ぶのは流石にキモ過ぎない?って苦笑いしちゃったけど。
大切に着るよ。大切にするよ。


話が尽きなくて笑ったり泣いたりしながら5時間も居ちゃった。
もっと早く紹介してほしかったのにねー!って言い合いながらお見送りまでしてもらっちゃって。


楽しく、
お前の厄介などの友達よりもなるべく礼儀正しく、
でもごめんねいっぱい甘えて、
過ごさせていただいたよ。


最後に骨壷抱かせてもらった。
何の意味もなかったけど。
何の意味がないことを、ただ大切に抱いた。









キリスト教でよかったと思った。

私はキリスト教なんだけど、キリスト教は一神教だから、イェス・キリストを唯一の救い主だと信じている奴は皆天国で、そうじゃない奴は全員地獄に行く。

それは聖書に書いてあることで、聖書に書かれていることは絶対。


それに則るとお前はいま地獄にいることになる。

地獄で永遠の業火に焼かれている事になる。

状態は悲しくなっちゃうからどうであれ、
でも、大事なのは、君の所在が、明確であること。





絶対に会いに行くから。

どんな手を使っても、どこに居ても絶対に必ずまた会いに行くよ。


どれだけこの世に必要だったか絶対に伝えに行かせてほしい。



どんだけ辛かったか。
どんだけしんどかったか。

君がひた隠しにして守ってきたものを守ってくれた私たちにいっぱい教えてほしい。
弱音とか吐いてくれてもいい。地獄だし。


地獄の業火の中で焼かれながらいっぱい笑い合おう。

必ず会いに行くから。


おもろい話もうちょっと作って必ず会いに行くからね。




君が存在してくれないと、
私は存在しなかった。


それは私だけの感情じゃなくて、君が愛した総ての人がみんなそうだよ。

ごめんね本当にもっと。

ただ本当にもっと一緒に居たかった。




ありがとう。親友になってくれて。



あとこれだけは文句言いたいんだけど「生きてる」に意味持たせないでもらってよろしい?

大人にならせないでよ。

愛してるよ。



あれ待って私結構お前に愛してるって伝えてるけどお前から愛してるって言われたことないかもしれないんだが?

まあ愛し合ってたらキツいか笑


また後でね。








月命日コーデ♡毎月あげよ♡