2025/3/9からもう2週間が経とうとしている。
君がこの世から居なくなった日から。
正確には2/22には居なかったんだけど。
居なくなったのをヒャっ君が教えてくれたあの日から。
君がこの世に存在しなくなってから起こったことをこれから書いていく。
なぜなら君にはもう報告できないことだから。
風邪を引いていた私はきりんさんの気遣いでMIDNGIHT RUNの後すぐに帰路に着いた。
朝帰りにしては早い時間に目覚めて、携帯をだらだら眺めているとヒャっ君から電話できないかっていうDMが届いた。
この時点で嫌な予感がしても良さそうなもんだったんだけど、
最近ヒャっ君元気だし、ははーんさてはバンドマン界隈関係で私に確認事項でもできたんだなぁしょうがない友達の友達してあげようかなってすぐにLINEアカウントを送った。
ほどなくヒャっ君から電話が来て、君が死んだことを教えられた。
君の訃報を真っ先に疑わなかったのは、君が死んだら君から連絡が来るもんだと思っていたからなのかもしれない。
そんなわけないんだけど。
君が死んだことを君は私に教えてくれるはずだと勝手に思い込んでいたからだと思う。
あとはかわいい後輩の彼が私との連絡絶縁の掟を破って連絡してくれるぐらいのドラマチックぐらい期待していたからかもね。
なんにせよ、最近生き抜いていた君が死んだことを予想もできなかったよ。
あんなにも死にそうだったのに。
もう死んだかもなぁと本気で思っていた時期もあったのに。
私は、予想もできなかったんだよ。
死を告げられた瞬間は何を感じていいか分からなかった。
何を感じてどう受け取って何を発言するべきなのか何も分からなかった。
初めてのことだったので。
親しい友人の死とか。
そういうのを友人の友人から「ユキちゃんは知っておいたほうがいいと思って」とか言って電話もらうこととか。
初めてだったよ。初めてだったし。
何も判断ができないまま明確に現れた次の感情は恐怖だった。
これから今まで君に話していた話や、君に向けていた感情はこの先無になるということに対する恐怖だった。
私の人生における軌跡の中の、1番性格の悪い感情の報告先はいつも君だったので。
これから先どのバンドマンとゆきずりセックスしても、どの頭の悪い女の話をニコニコ聞いていても、それを口悪く報告する相手の君がこの世に存在しないということは私のそういう感情は全て無になる。
意味がなくて価値がなくて面白くなくて文字通り君と一緒に死を迎えた。
それが死を迎えたと同時に私の中の君の死を感じた。
君が魅力的であったこと、
君が聡明であったこと、
君が卑屈であったこと、
君の自虐は超人的であったこと、
君は傷つくのが好きだったこと、
君は愛情深い人であったこと、
この先君を褒め称えようと思ったときに、
君が自慢の友人なんだと思った時に、
私はもう誰にも君の話ができないという事実に戦慄して叫び出したくなった。
私は泣きながらヒャっ君に友達になってくれませんかと言った。
私は君しか友達がいなかったから、どうにかしていま繋がっているヒャっ君に縋り付くことに必死だった。
そうして1時間ほど電話で話した後、
その足で君に今すぐ会いにいくのを思いとどまった後、
ヒャっ君と飲みに行ったよ。
友達になりにいった。
ヒャっ君会ったらなんかすげぇ香水臭くてさぁ
初対面だから戸惑ったんだけどお前だったら言うなと思って香水臭くね?って本人に言ったわ。
ボディーソープ溢しちゃってみたいな訳わかんない言い訳聞かされたけど、
お前だったら言うなって判断を今後もしなくちゃいけないのが堪らなくて、堪らなく嫌だった。
ヒャっ君と飲んでるときにリョウちゃんがDMをくれたのですぐ電話した。
お前より周りの方がお前と私が仲良いと思ってくれてるの何なのよほんと。
アフターフォロー頼むでしかし。
翌週にリョウくんとしらと会えることになった。
友達3人確保できてめちゃ安堵したよ。
もうお前の話が誰にもできなくなる恐怖からは逃れられた。
それでもその日が終わって、次の日が来て、火曜日までは毎日泣いていたよ。
水曜日にはようやく落ち着いて来てしまったけど。
薄情かな。友人。
リョウくんとシラと会って3人でフジロック行くことになった。
何でだよって言われたらお前が笑うからって事しか言えない。
死んだら3人でフジロック行って欲しいでしょ。
弔いフジロック。
3/20にご自宅にお邪魔したよ。
お前が人生のほとんどを過ごしたご自宅に。
ヒャっ君もしらも湿っぽくならない感じだったし、何ならお悔やみ申し上げますって言わなかったってヒャっ君は言ってたけど、
それちょっと癇に障ったけど笑、
お母様とお姉様が迎えてくれて顔見たら泣いちゃったよ。
私だって気丈で居たかったけど、
何だろうなぁ、
泣いちゃうよ、
お前が大好きだった家族に会えたら泣いちゃうよ。
テーブルについて何から話していいのか分からなくて、
しょうがないから出会いから全部話しちゃった笑。
関係性の説明からかぁ?と思って。
初めて中学の廊下でお前見た時に一目惚れしたんだよって話から入って、
皆んなで行ったシーパラで他の人に心移りしたって言ったらお父様が笑ってくれたよ。
残念だったなぁって。
残念だったかなぁ。あのまま好きでいるより今の方が全然よかったけどねぇ☺︎。
要所要所でああそれは友達だったねぇってお母様とお姉様が頷いてくれるのが心地よかった。
あと大阪の女の悪口言った。
結構許せなかったもん、もう過ぎた事だからそんなに強く口出ししなかったけどさぁ、
お母様もお姉さまも許せなかっただろうからここぞとばかりに皆んなで悪口言わせてもらったよ。
これはお前の悪口も含む。
女の趣味が絶望的に悪いって話をした。
片想いする相手は清楚で可憐でむしろ合わなそうなタイプなのに結局選ぶ女地獄みたいじゃないですかね最悪すぎ!っていっぱい言った。
お前短髪のほうが似合うよなぁって話もお姉様としまくった。
髪短い写真見てはえ?絶対こっちの方がいいよねロン毛期まじ終わってるわって話もした。
もう一回ぐらい恋愛してるところ見たかったなぁって言ったらお姉様がもういいよ〜って言ったのが優しくて可愛くて大好きだった。
恋愛しなくていいから結婚しよって言った話も、結婚しなくていいから子孫残そって告白した話もしたよ。
お前の部屋を見せてもらって何とも言えない感覚だった。
だって結局露ぞ部屋に上げてくれなかったし。
好きなものも、集めてるものも、大事にしてくれたものも、
本当はもっと馬鹿にしたかったのに
今更馬鹿にしてももう意味なくて。
ちょっと寂しくて、全部愛おしいのが、
全然つまんなくて。全然つまんないなぁって。
買ったことも覚えてないかもしれないrecycle orDIEってトートバッグでてきてお母様とお姉様と爆笑しちゃった。
DIEじゃねーよっつって笑
トートバッグとライダースとアクセサリー貰ったからね私。
黒のライダースいいやつ貰ったから。
羽織って、すごいピッタリ!って2人とも喜んでくださったけど、
お前の羽織でお前忍ぶのは流石にキモ過ぎない?って苦笑いしちゃったけど。
大切に着るよ。大切にするよ。
話が尽きなくて笑ったり泣いたりしながら5時間も居ちゃった。
もっと早く紹介してほしかったのにねー!って言い合いながらお見送りまでしてもらっちゃって。
楽しく、
お前の厄介などの友達よりもなるべく礼儀正しく、
でもごめんねいっぱい甘えて、
過ごさせていただいたよ。
最後に骨壷抱かせてもらった。
何の意味もなかったけど。
何の意味がないことを、ただ大切に抱いた。
キリスト教でよかったと思った。
私はキリスト教なんだけど、キリスト教は一神教だから、イェス・キリストを唯一の救い主だと信じている奴は皆天国で、そうじゃない奴は全員地獄に行く。
それは聖書に書いてあることで、聖書に書かれていることは絶対。
それに則るとお前はいま地獄にいることになる。
地獄で永遠の業火に焼かれている事になる。
状態は悲しくなっちゃうからどうであれ、
でも、大事なのは、君の所在が、明確であること。
絶対に会いに行くから。
どんな手を使っても、どこに居ても絶対に必ずまた会いに行くよ。
どれだけこの世に必要だったか絶対に伝えに行かせてほしい。
どんだけ辛かったか。
どんだけしんどかったか。
君がひた隠しにして守ってきたものを守ってくれた私たちにいっぱい教えてほしい。
弱音とか吐いてくれてもいい。地獄だし。
地獄の業火の中で焼かれながらいっぱい笑い合おう。
必ず会いに行くから。
おもろい話もうちょっと作って必ず会いに行くからね。
君が存在してくれないと、
私は存在しなかった。
それは私だけの感情じゃなくて、君が愛した総ての人がみんなそうだよ。
ごめんね本当にもっと。
ただ本当にもっと一緒に居たかった。
ありがとう。親友になってくれて。
あとこれだけは文句言いたいんだけど「生きてる」に意味持たせないでもらってよろしい?
大人にならせないでよ。
愛してるよ。
あれ待って私結構お前に愛してるって伝えてるけどお前から愛してるって言われたことないかもしれないんだが?
まあ愛し合ってたらキツいか笑
また後でね。