【BLCD感想】伸るか反るか(2016年/橋本あおい/安元洋貴×佐藤拓也) | twilight

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【BLCD感想】伸るか反るか(2016年/橋本あおい/安元洋貴×佐藤拓也)

 

四十路のリーマン同士に全く食指は動かないが、原作はさすがに面白かった。
コミカルでテンポが良くて程よくエロもあり。

CDはいつもの佐藤さんと安元さん。
佐藤さんは可愛くてエロくて上手い。
四十路に聴こえるかはわからないけど、オジサンぽくされても萌えないのでこれでいい。
安元さんのBLは…いつもは避けるが…
佐藤さんにより安元さんのあの感じが多少気にならなくなっている。
四十路の料理上手というキャスティング?

佐藤さんの部下役の女がうるせえ…。
BLに出てくる女はこうなりがち。

佐藤さんはエロがエロいし、コミカルな演技の匙加減も本当に上手。
仕事中の余所行きの声も格好良い。
乾杯の「お疲れ様です」があまりに自然でフリトが始まったのかと思った。

受けの才能というものは確実にあり、声優としても、役も、佐藤さんがそうですね。
いや~この役が佐藤さんでよかった。
BLCDとしてのメリハリがついた。

「四十路リーマンもの」だけど、コミカルとエロが散りばめられており、佐藤さんは可愛いし、20年間友人だった二人の熟年夫婦感のある地に足のついた話をBLCDとして楽しめた。

落としどころとしては、このバランス以上の正解はないと思う。
肩の力を抜いて聴ける。悪くないですよ。