【BLCD感想】憂鬱な朝(2010年/日高ショーコ/羽多野渉×平川大輔) | twilight

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【BLCD感想】憂鬱な朝(2010年/日高ショーコ/羽多野渉×平川大輔)

 

日高ショーコの漫画は目線、表情、間などで表現している静かな画面なので、本当にCD化に向いていない。

けれど、この平川さんは、目線すら声色で表現している。
一定の抑制的な喋り方の中で抑揚を付けて、ペースを操り緊張感を出したり落としたり…これは技術だなあ…。
ずっと聴いていられる。

桂木ときくがこんなに嫌悪感を露にしているとは…。
何故そういう態度なのかは原作を読み進めていくと明らかにされるが、桂木にスマートな印象を持っていたので、こんなにヒステリックに思えるほど感情を表に出すとは意外だった。
原作がすっきりした絵なのでそういうイメージを私が勝手に持っていただけかもしれないが。

羽多野さんも平川さんも声を荒げる演技がとても自然で上手。
力むだけで感情が爆発しない人も多いけど、二人とも切羽詰まって迫力がある。

脇まで丁寧で、原作さえ読んでいればとても良質なドラマCDです。

BLというより、重苦しい大河ドラマ。
短い濡れ場は数回あるが、色っぽくないので、それ目当てはおすすめしない。