【BLCD感想】秋山くん(2012年/のばらあいこ/岸尾だいすけ×間島淳司/吉野裕行)
CDを聴いて、よくわからなかったので原作を読んだ。
CDは、岸尾さんが好演とのレビューに惹かれて聴いたんだけど、キャラの表情や感情の流れが見えず、急展開に付いていけなかった。
原作を読んだ感想は…ダウナー系ヤンキーの秋山くんの思考は原作でもわかりづらいし、表情が乏しいし、言葉として出てくるものも拙いんですね。
漫画なら空気感や絵で見える表現があるけど、これは…原作未読でCDを聴いたら、そりゃあ掴みづらいわ…。そういうことか…。
いっそ濡れ場以外の台詞をほとんどなくしたら、単館上映の短編映画にありそうな話。
焦燥感と閉塞感のある高校生の夏休みもの。
「秋山くん」はビジュアル表現なら台詞のない映像でも、紙芝居でも伝わると思うけど、音声のみだとどうやっても伝わらないと思うわ。
そして原作片手にCDを聴いた。なるほどなあ…。
受けも攻めも、二人とも変な人ですね。
台詞量が多いし感情のアップダウンがあるので柴のほうはまだ考えていることがわかりやすいけど、秋山くんは間島さんが言うように「掴み所のないキャラ。気だるげでクールでよくわかんない」だし、それは原作を読んでも同じ。
これは…キャラが掴みづらいことの他に、場面が飛ぶのもわかりづらいですね。
コンビニ→秋山くんが体育を見学しているのを教室の窓から柴が見ているシーンとか。
秋山くんの家に行く前に、ベンチで並んで喋っているシーンは原作でアイスを食べているけど、ここはCDで食べている必要はないなあ。音だけ入っているから「?」だった。
まあCDから諸々を把握する能力が私に欠けているんだろう。
ボケっと聴いているから置いていかれて、よくわからなくなるのだわ。
特に最近の日常漫画のCD化は、原作片手に聴かないとよくわからない。
「秋山くん」の話に戻りますが、吉野さんはヤンキーの嫌な奴の役が本当にハマるし、番外編のともみちゃんではドエロい目に遭うので、これはファンの方にはうれしい番外編でしょうね。
興津さんのモブ客役もよかったし、番外編の秋山くんは感情が見えて、それがまた煽るようなことを言う◎
原作→原作片手にCDを聴くことをおすすめします。
キャスト目当てでCDだけ聴くとよくわからないと思う。