【BLCD感想】Life 線上の僕ら(2017年/常倉三矢/新垣樽助×興津和幸) | twilight

twilight

space night, day light, night flight

【BLCD感想】Life 線上の僕ら(2017年/常倉三矢/新垣樽助×興津和幸)

 

高校生~老年まで、全てを本人が演じるのが素晴らしいと思いました。

誰もが子供の頃やった白線の上だけを踏む遊びから始まる。
しかし17歳で?興津さんも随分と可愛らしいトーン。
色々幼いな…と思っていたら、話の展開は唐突で…何故キス?!
二人とも「問題ねえ」と言うが??

原作未読だと、ポエムのようなモノローグやコミカルなBGMもブッ込まれるので、いまいち世界観が掴みづらいな??

興津さんのキャラはかなり不思議ちゃんですね。
攻めさんもそれに付き合うバカップルということでしょうか。

と思案していたら…

攻めさんの想像内の受けちゃんが色々激しくて可愛くて私は考えるのを止めた…。

興津さんアンタすげーよ…。

章が進むごとに「○歳の僕ら」と時が進む。結構なハイペースで。
25歳で、興津さんが落ち着いたトーンになる。
「ここから」だろうな、と思った。物語が動くのは。
そして転機。

行為に関しては、描写はほぼない。
初めての絡みは28歳。攻め以外との絡みもある。いずれも短い。
攻めが女と結婚もする。

新垣さんの号泣って聴いたことがないけど、こういう感じなのか…。
32歳、リアルだと思う。

いきなり再会して「愛してる」はどうかな…。
オーロラの話になった段階で、再会すると気付いてしまったというのもあるけど。
怒鳴る興津さんが非常によかったので…
泣く新垣さんもね…
展開の急は、二人の演技の説得力で流せる範囲かな。
高校生からこの段階で20年。余程の相手なのでしょう。
一瞬で戻れるような。
この流れで絡み。36歳。ここは長めに聴ける。
興津さんが最高可愛い。

54歳は普通だけど、「68歳の僕ら」の新垣さんは何事w
徐々に変化を付けるって難しいですよね。

最後、興津さんの82歳。
自然なのが、圧巻。本当にこの人は凄い…。
年齢を重ねてきた事実を前に、役に急激に愛おしさが募り、
興津さんには敬意が募り、込み上げるものがある。
この瞬間を体感するまでの、1時間強だった。

そしてあまりに無邪気な幸せが訪れる。幸せな人生でしたね。
終わってみれば、温かさしかない。
初回+公式のミニドラマまで聴いて、死んでみるのも悪くないと思った。
添い遂げた後に、こんなほのぼの天国ライフがあるとは!

特典トーク。
おじいちゃん役が気に入ったのかな?
演じ方のポイントを実演しています。
共演の多い実力派の二人なので、安心して聴けましたが、いやーこれは大変だったと思います。
ボリューム感にビックリですよね。
本人たちが言うように、今の年齢の興津さん新垣さんだからこそ、できたと思う。
興津さんが流れで言った「呼んでいただければどんどんやりますけども」
が頼もしいし、嬉しい。

総括。
100万回読んだ話ですが、ともかく「○歳の僕ら」とポンポン年齢が飛ぶのが特徴。
11歳~82歳まで演じています。
テイスト的には、シリアスよりほのぼの系。
エロは期待しないで。