【BLCD感想】願いを叶える流れ星 Liam(2018年/中島ヨシキ×土岐隼一)
「どう考えても事故」と予測できない人はいない案件。
健気な高校生×Hな宇宙人。
「流れ星の精。といっても人間ですが」とのこと。
この宇宙人の固有能力が「Hな気持ちにさせるフェロモン」だそうで。
夢魔や淫魔の親戚のようなものでしょうか。
「僕と契約してHしようよ!願いを叶えてあげる!」という話で、内容は無い。
土岐さんの声に妙な品があるのが仇となり、トンチキ感が倍増。
ヨシキは高校生=ブリッコ気味。
若手同士なので、脚本以上の演技にはならないし、脚本がこれでは…。
テンション勝負のアホエロというほどの勢いもない。
絡みになると、二人とも人が変わったようになる。
「ベッドでの姿」なのか、ただのキャラブレか…。
ヨシキは強気に、土岐さんは女子みたいに高い声。
ここまで高いとBLとしての萌えは難しい。
絡みは、手、素股、本番の3回。
ヨシキの泣き演技は、キャラを考慮しても、酷い。
花降楼10の島崎信長並みに酷い。
台詞も「エロくて」「一度だけでも入れさせてほしかった」と最低。
正気の沙汰ではない。
ステラ特典。
勘違いからの嫉妬H。でも、それほど責める前に誤解がとける。
泣いちゃう土岐さんが幼気(いたいけ)です。
挿入してからが長く、お得感がある。
メイト特典。
わりと落ち着いた話。
土岐さんの「んっ」が高すぎて、ノイズかと思った。
行為もゆったりと。
「やさしい翔も意地悪な翔も好き。もっといっぱいして。もっといじめて」
と言っているので、絡みの役作りはあながち間違っていなかったとここでわかる。
総括。
途中まで聴いて、数日放置するレベル。
演技も酷いが、脚本はもっと酷い。
若手×稚拙なオリジナル脚本×店舗別特典の劣悪なCDの量産はキャストもファンもジャンルも疲弊させるよ。
このようなCDは遠からず淘汰されると思うが、既にうんざりしている。
個人的な要望としては、
土岐さんは中低音で響く声だと思うので、落ち着いた攻めをやってほしい。
というか、まともな作品に恵まれますように。