【BLCD感想】ほーげんカレシとルームシェア~茨城男子と帰国子女編~(2017年/江口拓也×村瀬歩)
茨城弁×帰国子女。高校の先生(25歳)×生徒でもある。
江口さんの茨城弁、村瀬さんのネイティブな英語が聴きたい人向けではあるが…
茨城弁と英語を互いに教え合うのは、まだ「二人の約束」としての機能なら良しとするとして…
昭和の人情派なら美談かもしれないが、今の時代に教員が生徒を家に泊めるか?
受けの家庭の事情も、引っ掛かる人は引っ掛かると思う。
しかも後半で、かなりご都合主義になる。
現実は、こんなに駒を動かすようには、ならない。
そういう世間知らずが書いた中途半端な脚本は、大人の鑑賞に堪えない。
恋愛方面も、いきなりDキス?
「つい?どんなついなんだよ~!」とは私も思った。
こういう破綻は…ちょっと…
いっそ突き抜けたトンチキBLならある意味テンプレなので受け入れられるのですが…。
受け→攻めに最初から矢印が出ている理由もわからないしな…。
情緒がどこにあるのか不明というか…。
この子はゲイなのか?先生はノンケなのに何故応じるのか?
まあ考えたら負けというか、考える必要はないのだと思いますが…。
可愛らしい生徒がグイグイ迫ってきて、積極的な受けの主導で絡みへと流れるが…
「一線は越せない。僕はまだ君の先生だから」
「僕の言い逃れでしかないわけで…」
「だったらあの日、何もすべきじゃなかったのに…」
と煮え切らない先生。
風呂に乱入してきた受けちゃんが、また積極的に手を出してくる。
「思春期の性欲、なめんな♡」
めっかわ。
こういうのをやらせたら村瀬さんの右に出る者はいない。
江口さんのストレートな「抱きたい」はカッコ良かった。
しかしこの口説くくだりを方言で言わないなら、このCDのレゾンデートルは…?
絡みの最中も方言はほぼないですね。
最中に「先生」と呼ぶのが醍醐味だと思うんですけど、すぐ名前呼びにしていて残念~!
そこはしばらく先生呼びで、最終的に「名前で呼んで」が様式美でしょうが~!
江口さんは甘く穏やかでカッコイイ。
村瀬さんは高音ショタ喘ぎですね。
設定は腑に落ちないものの、
キャストファンがエロを楽しむ声萌えCDとしては全然アリだと思います。
巻末トーク。
「村瀬くん可愛かった~♡」とオネエになる江口さん。
わかるぜ…。
相思相愛で褒め合うフリト。非常に平和です。
江口さんが攻め受けのオンオフを気にしたと言っていて、納得。
グッと色っぽく、カッコ良くなる瞬間が何度かあって、効果的だった。
江口さんの演技がリアルで「台詞読んでてドキドキしちゃう。ほんとに先生に抱かれてるかもしれない」と言った村瀬さん最高ですありがとうございます。
しかもそれが「恥ずかしかった」と!ダメ押し!
「一緒に空気を作ってる感がよかったですね」と引き取る江口さんもやさしい世界やで。
お互いの演技やバックボーンについてたくさん話してくれて、フリトが100点満点でした。
続編にも意欲を見せていて、営業やリップサービスもあると思うけど、
これは確かに先生と生徒ではなくなった二人も見てみたい(と思わせるほどフリトがよかった)