これから夏にかけて、気温と湿度の上昇にともない食中毒の原因菌が繁殖しやすい時期になってきます。
特に、6月から8月にかけて、注意しなければならないのが、
カンピロバクターによる食中毒です。
これからの時期に発生しやすい食中毒です。
予防法として、以下を参考にしてください。
1)食肉は、中心部を75℃以上で1分間以上加熱を行う。
2)2次感染を防ぐために、食肉は他の食品と調理器具や容器を
分けて処理や保存を行う。
3)食肉を取り扱った後は手を洗ってから他の食品を取り扱う。
4)食肉に触れた調理器具等は使用後洗浄・殺菌を行う。
同じ菌におかされた食品をたべても、平気な人と症状が重く出る人がいます。その時の健康状態で大きくかわります。普段からの健康管理も大事です。
また、家庭内では食中毒発生が少ない理由のひとつに「調理したらすぐに食べる」ということがあります。作り置きをしておいたり、加熱前の状態で長くおいておくと菌がどんどん増えていく⇒食中毒発生となるまで菌が増えるのです。
でも、油断は禁物。できるだけ、加熱前での長期保存はさけ、調理の時にはよく火を通す。
また、肉や魚を調理した後、洗浄しないで野菜等を調理しない。可能であれば、まな板をわける。など
ちょっとした心がけで食中毒は防げます。