2002年、データのやりとりが簡単にできるファイル共有ソフト
「Winny」を開発した金子勇は、その試用版をインターネットの
巨大掲示板「2ちゃんねる」に公開する。
公開後、瞬く間にシェアを伸ばすが、その裏では大量の映画やゲーム、
音楽などが違法アップロードされ、次第に社会問題へ発展していく。
違法コピーした者たちが逮捕される中、開発者の金子も
著作権法違反ほう助の容疑で2004年に逮捕されてしまう。
金子の弁護を引き受けることとなった弁護士・壇俊光は、
金子と共に警察の逮捕の不当性を裁判で主張するが、
第一審では有罪判決を下されてしまう……
見終わった率直な感想は「絶望」「怒り」だ。
この映画を見ると、日本の冤罪を生みだす仕組みが良くわかる。
なによりも、日本の司法の異様さをあぶりだす裁判映画だ。
人質司法によって捏造された証拠の問題や、
メディアを利用した悪質なイメージ作り、
有罪率99%の日本の司法のどこがまずいのか描かれている。
結局、検察も警察もテンプレ通り事を進めるだけで
本当に本質の部分を加味してるのか、書面上で完結させるなんて
元々無理なんだろうと思った
どちらにしろ、このような司法の馬鹿な結論により
世界をリード出来たかもしれない技術が潰されたことは事実だ。
国を代表する機関が国の発展を自ら後退させるような
ことをするって何なんだろう。
最新テクノロジーなんて無縁のじじいが正当な
判断できるわけないじゃんって話よね…
昔、蓮舫が「二番じゃダメなんですか!!」なんて
名言吐く奴が議員な国じゃね…