やたら凝ったゲームはなーに?って聞かれたら

小島監督の「メタルギア」シリーズと答えるかな…

1987年MSX2用ゲームソフトとして発売され、

2015年第8作「メタルギアソリッドV ファントムペイン」

が監督の最後の作品なった。
長年、私の大好きな三大ゲームの一つだ。

 

「隠れる」ことをゲームの趣旨とする本作は、

のちにステルスゲームと呼ばれるジャンルにおいて

日本で初めて作られた作品として名高い。

最初の感想は、プレイ自体はどちらかと言えば

地味かな…でも主役のスネークと世界観が

とても魅力的でハマった。

 

ストーリーは、戦争を取り巻く、時代背景、

社会情勢、人間模様など映画調に描いている。

これまでにない独特の世界観なゲームだ。

小島監督強いメッセージ性を感じる話だが

正直よーわからん(笑)
伝えるべき内容が多い分、ムービーも超長い…

話は、こだわりが強すぎて難しいが、

大塚明夫演じるスネークの渋さ、

個性的な登場キャラたち、

出てくるギアの格好良さ、

そして映画のような演出のうまさで

完全にメタルの虜になった。

 

あくまでステルス主体なので
派手なアクションとかはないが
徐々に見つからないように

攻略するスタイルは、戦略性を求められ、

緊張感があって良い。

敵AIもシリーズを重ねる度に賢くなっていった。

 

そんなメタルもVの発売の頃に混乱が起きた。
小島監督がコナミを退社してしまう。

沢山の憶測が飛び交い、真意の程は定かではないが

個人的には監督のメタルギアは

もう作られないのかと非常に残念で悲しかった。
確かにオープンワールドになったVは
楽しかったが、粗削りな部分も随所にあった。
最後まで小島監督が全力でやり切れなかった
感じだ…
その後メタルギア・サバイバーなる作品は出たが

言わずもがな、小島監督以外のメタルなど
クソゴミだった訳で…

 

今度、メタルギア・デルタという
2004年に発売された名作「METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER」

を原作としたリメイク作品が出るらしい。
原作のストーリーや世界観はそのまま、

最新のグラフィック、立体的なサウンド表現によって、
生まれ変わった究極のサバイバルステルスアクションが

楽しめそうなので期待して待つことにしよう。