007シリーズは、作家イアン・フレミングが

1953年に生み出した英国のエージェント、

ジェームズ・ボンドが主役の小説であり、

ボンドは「007」(ダブルオーセブン)という

コードナンバーで知られ、テレビ、ラジオ、

ビデオゲーム、映画にも登場している。

1962年にショーン・コネリーがボンド役を演じた

『007は殺しの番号』から始まった映画シリーズは、

24作品が製作されている。

 

何でもこなせるスーパーヒーローで

一流品を愛し、世界中の美女と絡み

大人の男性の憧れの的存在だ。

スパイアクションの金字塔として
その影響は、計り知れない物がある。

 

さすがに前期のショーン・コネリーは

私も幼かったので、リアルタイムでは観てないが
中期のロジャー・ムーアのボンドは大ハマりした。
潜水艦に変化するボンドカーの

ロータス・エスプリはかっこよかったなー

ただシリーズを重ねる毎に子供向けの

エンタメになってしまい見なくなった

ピアース・ブロスナンのボンドは
個人的には好きじゃない…

 

2006年に6代目ボンドとして

ダニエル・クレイグが抜擢され
1967年に上映された『カジノ・ロワイヤル』の

リメイク?的な作品が発表された。

今までのスマートでハンサムな紳士的ボンドと違い、

より人間味溢れる肉体派ボンドに変貌した。

発表時の世間の前評価は非常に悪く、
私も、え?この顔がボンドなの?って感じてた。

しかし、その悪評は公開と共に吹っ飛んだ!

まさに「原点回避」大人のボンドが復活していた。

脚本が素晴らしい!子供じみた物は全くない

人間ボンドを見事に描いたシリーズとなっている。

 

ダニエル・クレイグの5作品はどれも一級品だ

ボンドガールのエヴァ・グリーンやレア・セドゥも

非常に魅力的で一発でファンになった。

最後のノー・タイム・トゥ・ダイは
面白さに加え感動もあり、まさにシリーズの集大成だった。

エンディングに流れるルイ・アームストロングが歌う

 “We Have All the Time in the World”は

女王陛下の007のオマージュで鳥肌が立った。

 

シリーズ物は映画にしてもゲームにしても

「原点回避」は重要なのね…