問題!

美麗のグラフィックでもなく、

重厚なストーリーでもなく、

凝ったシステムでもない、

一見、マイナス要素満載だが、理屈抜きに面白い

アクションアドベンチャーゲームと言えば?

 

答えは…そう任天堂のゼルダの伝説だ。

ゲーム遊びの本質とは何か?
それを見事に示してくれた傑作だ。
昨今、ゲーム機の進化により実写並みの

ド派手な演出のグラフィックで
これでもどうだ!と押してくる作品が多いが
いや、ちょっと待てよ、本当にそれが純粋に

ゲームを楽しく遊ぶポイントか?と

その答えを提示したのがゼルダだ。

 

まずは圧巻のオープンワールドだ。

大抵は、中身スカスカの広いだけのフィールドとか

見えない壁だらけで実際、移動できる範囲は

ごく僅かだったりする作品が多いが、

ゼルダは、目の前に広がる世界、全て実際に移動でき

山も崖も木も建物も基本全部登れる。
遠望を見ると街の水車が回り、

煙突から煙が上がっているなど

遠くのオブジェクトもちゃんと動いてる様は

ここまで、作り込まれたオープンワールド

私は見た事ない…

1991年スーパーファミコンで発売された

神々のトライフォースも、箱庭の中に
ぎゅっと遊びを詰め込んだ名作だった。

 

目的地行こうと走ってると

あれ、なんだろう?ここなんだろう?と
興味を引くものが次から次へと出てくる

本当にフィールド全部が遊び場に

なってる感覚だ。

 

ゼルダと言えばダンジョンでの謎解きだ

祠にある物体を能力をうまく使い
突破していくわけだが

物理演算処理によるオブジェクトの

自然な動きには物体の重さを感じるようだ…

攻略方法も一通りじゃない自由度も良い。

 

正解へのアプローチが幾通りもあり、

思いつくままに行動しても徒労に終わらず、

さまざまな驚きを体験できる手厚さに感服。

安心して、好き勝手に冒険できる

オープンワールドアドベンチャーの手本だ。