ゲームのネット接続なんて、今じゃ当たり前の世界だが
昔はオンラインと言えばPCだけの世界だった。

私が初めてコンシューマー機でプレイしたが

2000年セガのドリームキャスト用ソフト

『ファンタシースターオンライン』だったと思う。

あまりハマらなかったが…

本格的にネットゲーム中毒なった作品は
『ファイナルファンタジーXI』だ

店員言われるまま、PS2につなぐ機器買って
ネットワーク環境も揃えた。(光回線はまだない)

多くのFFファンがよく分からないままコンシューマー機

初のMMORPG「大規模多人数同時参加型オンラインRPG」

の世界に引き込まれた感じだった。

 

そういう私もXIに、以後10年以上人生捧げた訳で、

24時間365日、XIのことで頭がいっぱいになっていた。

ネットワークの世界はとにかくすべての事柄が
初体験で魅力的だった。

 

当時のMMORPGは、あらゆる分野で

とにかく時間がかかるように設計されていて
レベルアップ、アイテム取得、物語の進行、
今じゃ絶対考えられない位の労力がかかり、

しかもソロで進行することは不可能だった。
現代のゲームみたいに、自動マッチングなんてないから
自分で同じ目的の人を探さないといけない。
例えばレベル上げ一つ取っても、6人PT作るのに

リーダーなって、同じようにレベル上げ希望の
人を検索して勧誘しないといけない。

1時間以上、PT集めにかかることもざらにあった。

そこから狩場の混み具合サーチして、

1レベル上げるのに数日かかる位、少ない経験値しか

くれないので、毎日最低3時間はレベル上げをしていた…
武器強化に必要なアイテムも、リアル1日で一回

出現する敵を倒せとか…しかも奪い合いなので
当然現場は、罵声怒号も飛ぶ中の取り合いなる。
 

お気軽な要素などない世界だ。
海外のMMOなんて、もっと厳しい弱肉強食の世界だが…

だからこそ、苦労して取得した武器防具アイテム

への思いは当然強い。
何か月もかかって、やっと念願の武器を手にしたときの
感動は一生忘れないものになる。

 

そんなXIも今は大幅に仕様が変わり、ソロでも気軽に
プレイできるようなったらしい。
そらそうだ、当時のままのドM仕様じゃ
すぐ結果求める現代っ子じゃ、誰もプレイしないだろう。

そしてスクエニのMMORPGは、あのXⅣに続く訳だが…