ある日、身体に異変を感じた

正確に言うと子供から指摘された

『お父さん、いびきうるさすぎるよん』

子供は正直だわー、包み隠さないもんね

いびきをかいてる人間には
いびきをかいていると言う自覚はないもので

でも確かに最近寝ても覚めても眠けや疲れが取れないと思っていたので

大人しく病院へ行くことに


先生『あー(察し)ごんごんさん無呼吸症候群ですね』

俺『は?』

先生『寝てる時に舌が落ち込んで気道を塞いでるんでしょうねー

とりあえず検査受けてシーパップ(呼吸補助機)つけましょ!』

俺『無呼吸症候群って…これって治るんですか?』

先生『治す為にもまず痩せましょ!太りすぎです!
無呼吸じゃなくても
今は健康体ですけど突然死ぬことだってあるんですから!

直近で死が迫ってますよ!』

俺『は、はぁ…ところでその、シーパップってなんですか?』

先生『あーパンフレットありますんでよかったらどうぞ』



…え?これ着けて寝ないといけないの?

俺『マジですか?』

先生『マジとは?』

こんな装置に頼って睡眠を取らなければいけないくらいなら…

俺『…頑張って運動します。』

先生『うん、そうだね。
でもとりあえず検査するからこれ【検査の機械】持って帰って検査してね。』

俺『…はい』