アマゾンの原住民族として生まれ育った人は、そこでの生活が、
裕福な家庭で生まれ育った人は、裕福な生活が、
両親のいる家庭に生まれ育った人は、両親がいる環境が、
『日常』であり、その環境の中で習慣化されたものが『常識』です。
ときにそれは、子どもの未来に関しても強く影響を与えます。
例えば、『3代続く老舗旅館』があったとします。
3代目は、恐らく
『おじいちゃんが作った旅館をお父さんが継いだ』
という事を、どこかで聞いたことでしょう。
すると、心の中で『自分も継ぐことになるかもしれない』という事を考えたはずです。
その際に本人がそれを望んでいる、または納得しているなら良いのですが、
望んでいないにも関わらず、
『自分が継がなければならない』
という義務感でのみ継いだとしたならば、3代目は恐らく自分の子どもにこう言うでしょう。
『お前は自分の好きな道を歩め。』
と。
3代目は、自分が望んでいない道を歩むことの辛さや虚無感を体感し、『自分の子どもにはそのような思いをさせたくない』と思ったわけですね。
これはあくまで物語でしたが、
実際のところ、物語でいう3代目のように、『子どもには自分のような思いをして欲しくない』という思いを持っている方は多い様に感じます。
それはバブル崩壊で苦しい思いをされた経験があるからかもしれません。
長く低迷する景気後退で、苦労をしているからかもしれません。
子どもは親が作った環境の中に生きています。
もし仮に、自分と同じ思いをして欲しくないという思うのであれば、子どもを変える努力をするのではなく、親自身が変わり、環境を変える必要があるはずです。
子どもに勤勉になってほしければ、親自身が勤勉に。
子どもに自由になってほしければ、親自身が自由な発想を。
ミスは人間にとってつきものです。
勘違いすること、されることだってあります。
うまくいかないときは、何をしてもうまくいきません。
逆にうまくいくときは何事もうまくいきます。
まずは親が勇気を持って環境を変える1歩を踏み出すことが大切なことだと思います。