年、SACD(Super Audio CD)が再生成できるソニーのBDプレーヤーBDP-S370を手に入れて、SACDのデジタル出力を楽しんでいたのですが、プレーヤーから直接デジタル出力すると、をサンプリング周波数は44.1kHzにダウン・コンバートしているため、

 

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今回、HDMIの映像信号と音声信号を分離できるHDMI切替機を購入

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スプリッターでデジタル音声を分離してDACに接続すると、PCM176.4kHzでデジタル音声が取り込めます。

 

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ただ、このデジタル信号はPCには取り込めないので、DACでアナログ変化してサウンドカード経由で、96khz24ビットのデジタルハイレゾ音源としてPCに取り込んでみました。

 

ソースは、比較の為に既に持っているCDと同じ「BUD POWELL」のSACDを購入 (右がSACD) 

 

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下がSACD

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注:SACDとCDの記録情報

SACD: DSD方式 1bit 2.8Mhz

CD:    PCM方式 16bit 44,1Khz (ビットと周波数を掛け合わせると0.7mHz)

 

(注:DSDとPCMの比較は難しいのですが、情報量で単純比較すると、SACDのDSDはPCMだと24bit96kHz か16bit 176kHz 相当…あくまで私の解釈)

 

 

早速サウンドカード付属のソフト、スマートレコーダーで録音です

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録音が終了すると、ファイル名をして登録

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その後スマートレコーダーの無音部分の検出による自動分割機能で、一括分割(上)、ファイルも分割して作成されました(下)

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WAVファイルはファイルエクスプローラのプロパティが変更できないので、以前はFoobar2000で情報を追加していましたが、今回STEP-KというFree Softで必要な情報を登録します(上)

更新すると、ファイルエクスプローラで見ても必要情報が登録できたことが分かりますが、全体のサイズは1.28GBでした(下)

 

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WAVファイルを圧縮するためFLAC形式に変換(1.06GB)して(上)、それをプレーヤーのFoobar2000に取り込んで、予め用意していた画像を取り込んだ後、96kHzで再生しているところ(下)

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ヘッドホン(オーディオテクニカATH-AD900X)で聴くとCD(44.1kHz) < ハイレゾ(96kHz) < SACD・HDMI分離(176.4)のような感じで音の広がりや抜けが優れている感じですが、スピーカーだと大音量で鳴らせない我が家での比較は無理でした。

 

今回、手持ちの機材やソフトでハイレゾ音源に変換してみましたが、曲名を自動認識するソフトもいくつか手に入るようで、そのようなソフトで録音するともっと楽に作業できるようです。

 

 

 

次は手持ちのLPレコードをハイレゾ音源に挑戦したいと思っていますが、きちんとしたレコードプレーヤーを手に入れて楽しみながら作業するか、

 

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それよりMORAやe-Onkyo等のハイレゾ音源ダウンロードサイトで手っ取り早く購入するか、悩むことになりそうです。