ツタヤのレンタルCDを借りていたら、最近こんなロゴが印刷されたCDが目につくようになってきました。
これはSuper Audio CD(SACD)であることを示すロゴで、SACDは従来のCD(Compact Disc)よりはるかに多くの情報量が記録できる次世代CDで、1999年にソニーとフィリップスが規格化しました。
SACDの多くはハイブリッドと呼ばれる2層構造のディスクに、SACD録音と従来のCD録音の両方を記録していますので、従来のCDプレ―ヤ―でもCD録音を再生することができますが、当然SACDは再生できません。
調べてみると、SACDが再生できるCDプレーヤーではSACDのデジタル出力ができず、
SACDが再生できるDVD/BDプレーヤーでは、HDMIによってSACDの高品質音楽をデジタルで出力している。
HDMI端子のないデジタルアンプには、HDMI信号を次のようなスプリッターでデジタル音声を分離して、デジタル・アンプに接続している人がいる事も分りました。
そこで、DVD/BDプレーヤーにHDMIスプリッターを購入すべく物色していたら、既に生産中止となったソニーのBDプレーヤーBDP-S370だと、スプリッターを使わなくてもデジタル端子(同軸、光)からデジタルが出力可能との情報を得ました。
そこでヤフオクか、AMAZONの中古の中から程度の良さそうなものを物色してAMAZONから購入することにしました。
大きな箱で届いたBDP-S370
本体右側の上には、HDMIやBD、DVD、CDなどと共にSACDのロゴもあります。
裏側には従来のアナログ端子に加えて、HDMI、それにデジタル出力の同軸(コアキシャル)、光(オプチカル)端子。
SACDを再生したTV画面
同軸も光も、SACDからデジタルでアンプに出力できましたが、CD並みにダウンコンバートされたデジタル音声だったので、次はHDMIスプリッターを購入して比較して見たいと思っています。
BDP-S370はCDプレーヤーに比べると操作性はいまいちですが、BDやDVDも再生出来て利便性は優っています。
何より程度の良いのが安く手に入ったのが最高でした。