戸市の東灘区と灘区の間を流れる石屋川と、国道2号線が交差する場所にある御影公会堂に、評判のオムライスを食べに行ってきましたが、30分ほどの待ち時間を利用して、リニューアルした御影公会堂を探索しました。

 

 

西側から写した御影公会堂

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バリアフリーも完備した正面玄関

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中に入ったら西洋風のロビーが迎えてくれます、柱とアーチ形にしっかり支える天井が阪神大震災でも倒壊しなかったのが良くわかります。

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ロビーの奥は多目的なステージのあるホールですが、その前にこの公会堂の建設に尽力した白鶴酒造の加納治平翁の胸像が置かれています。

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加納治平翁の胸像の前から入り口を見たところ

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入り口の左手にある受付、ここに居られた職員さんに撮影許可を頂きました。

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地下に降りる階段が2ヵ所(手前と奥に)

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地下にはオムライスの御影公会堂食堂と、その向かいにリニューアル後に開設された「御影郷土資料室・加納治五郎記念コーナー」があります。

 

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講道館柔道の創始者加納治五郎氏は、菊正宗酒造や白鶴酒造の加納家の系統で御影の出身。

 

灘中学設立にも尽力しており、氏の銅像は東京の講道館や灘中学校(灘高校と併設)に立てられていますが、いずれも羽織袴の像ですが、この記念館公開に当たり、柔道着の像を展示することにされました。

 

この柔道着の銅像は御影公会堂だけだと、職員方が嬉しそうに話されていました。

 

 

2階集会室や和室の前には御影のだんじり模型を展示

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こちらは3階集会室の前で、吹き抜けのガラス天井から、自然光を取り入れています。

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1階に降りて外に、2本の松と2羽の鶴(白鶴の加納家を表すのか…)

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正面玄関西側には御影公会堂食堂の看板、看板の奥の地下が食堂で、窓と壁の間にある隙間から自然光を取り込む設計です。

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後で、この建物の雰囲気はどこかに似ていると思ったのですが、それは私が通っている甲南病院でした。