逸ノ城の凄さに存在かすむ遠藤
ようやく初日を出した遠藤
大相撲秋場所8日目(21日、東京・両国国技館)、幕内遠藤(23=追手風)は幕内高安(24=田子ノ浦)を押し出しで下し、ようやく初白星ストレートの負け越しを回避し「初白星? いいですね長いようで早かった気がします」と安堵の表情を浮かべたこの日も超満員の館内で一番大きな声援を受けるなど、ファンの間では相変わらずの人気ぶりだった
その一方で、角界内での評価は“大暴落”している新たな「怪物」として、新入幕の逸ノ城(21=湊)が土俵を席巻しているからだ実際、親方衆や関取衆の間では逸ノ城の話題で持ちきり遠藤の名前が挙がることは、ほとんどなくなった両力士と対戦した関取は「比べちゃいけないはっきり言って、モノが違いすぎる」と真顔で言い切るほどだ
今場所の遠藤は横綱大関戦で全敗相撲のうまさには一定の評価がある半面、課題9月13日より劇場公開となった、佐藤健主演の大ヒットシリーズ『るろうに剣心』完結2部作の後編『るろうに剣心 伝説の最期編』全国334劇場435スクリーンで封切られた本作は、初日3日間で103万人以上を動員、興行収入は13億円を突破し、文字通り、“伝説の最期”の名にふさわしいヒットスタートを切った
【写真】福山雅治&伊勢谷友介&江口洋介&佐藤健&田中泯&滝藤賢一&藤原達也/フォトギャラリー
また、初日2日間の興行成績は、観客動員数71万7,948人、興行収入9億1,947万9,200円となり、2014年度の土日オープニング成績では邦画、洋画を問わず国内No.1に土日2日間の興収9億円超えは、実写邦画としては『THE LAST MESSAGE 海猿』以来3年ぶり同じく観客動員71万人超えは、佐藤さんも出演した『ROOKIES 卒業』以来、実に5年ぶり先に公開された『京都大火編』も興収45億円を突破しており、2014年公開の実写邦画NO.1映画に躍り出ている
アクションも、物語のスケールも、前作よりさらなるバージョンアップを遂げた本作を牽引しているのは、主人公の緋村剣心役を、渾身の本格殺陣アクションで魅せてくれた佐藤さんの奮闘ぶり
しかし、それだけではない『伝説の最期編』では、福山雅治演じる剣心の師匠・比古清十郎との“師弟”バトル、剣心に敵対心を持つ伊勢谷友介演じる四乃森蒼紫との“修羅”バトル、そしてクライマックス、戦艦“煉獄”内での、藤原竜也演じる志々雄真実と、剣心、蒼紫、江口洋介演じる斉藤一、青木崇高演じる相良左之助を含めた、1対4の“宿命”バトルが展開していくこれらのシーンで見逃せないのは、福山さん、伊勢谷さん、江口さんといったアラフォー世代の“大人剣士”たちだ
前編『京都大火編』のラストで、傷つき、浜辺に流れ着いた剣心を謎の男が担いで去っていったが、実はその人物こそ、長らく明らかにされてこなかった原作の“最後”の重要人物・比古清十郎で、演じるのは実際に佐藤さんの事務所の先輩に当たり、大友啓史監督の「龍馬伝」でも共演した福山さん
久々に対峙した比古と剣心の師弟シーンは、序盤の大きな見どころ今回、福山さんの出演は、佐藤さんのラブコールに“先輩”の男気で応えた形になったが、実際の関係同様、これまで圧倒的強さを見せていた剣心が、志々雄や神木隆之介演じる瀬田宗次郎ら十本刀を倒すため、師匠の前で何度も倒れながら、変わっていく姿は必見だ
また、旧幕府の隠密御庭番衆としてのアイデンティティーを失い、剣心こそ倒すべき唯一の相手と信じ込んでしまった、伊勢谷さん扮する蒼紫とのバトルも壮絶怜悧冷徹な無表情の男だが、戦いの最中の蒼紫は鬼の形相という言葉がぴったり
座右の銘は“挫折禁止”という伊勢谷さんは、佐藤さんや、翁を演じ切った30歳年上の田中泯の姿が、満身創痍の自分を奮い立たせてくれたというだからこそ、蒼紫のせいで手負いとなった田中さんの翁とのやりとりも、胸に迫るものがある
そして、前作に引き続き、クールでニヒルな元・新撰組三番隊組長、斉藤一を演じるのは、大河ドラマ「軍師官兵衛」の信長役も好評を博した江口さん剣心が逆刃刀で目指す“不殺の誓い”は自己満足のエセ正義だと言い捨てるも、今回は、志々雄たちを倒すために剣心と共闘する
“悪・即・斬”(悪はすぐさま斬り捨てる)という斉藤の信念は、志々雄一派にこそ向けられるべきもの彼が極めた“牙突”を繰り出す姿は、江口さんの長身と、はらりと垂れた前髪とともに抜群のカッコよさをみなぎらせている
さらに、“剣士”ではないが、十本刀のひとり、佐渡島方治役の滝藤賢一にも注目「伝説の最期だ!」と剣心を嘲笑い、巨大な大砲をなで回すなど、テンション高めで、相変わらずの(?)怪演ぶりを見せている頭脳明晰で実務能力に長け、“百識”の方治として志々雄の参謀役だが、チャームポイントのおかっぱヘアに黒い瞼、ギロリと鋭い眼光を光らせる滝藤さんの、原作そっくり度はダントツかもしれない!?
十本刀では、煉獄の中で“明王の安慈”こと悠久山安慈役の丸山智己が、なかなか倒れない左之助と“半ば諦め”バトルを繰り広げるのは、完結に向かう本作の中でもコミカルな場面そして、志々雄に負い目を持つ、小澤征悦扮する明治政府の伊藤博文も侮れない存在だ
佐藤さんを始めとする若手実力派たちを支えつつも、自らを高めていく役づくりと味ある演技で、シブく光る“大人剣士”たちも見逃さないで
『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』は公開中である立ち合いの圧力不足は相変わらず克服できていないかたや逸ノ城は、技術的には粗削りながら、体格とパワーを生かしたスケールの大きい相撲で見る者を圧倒三役経験者を軽々と投げ飛ばすシーンの衝撃度の大きさは、遠藤の比ではない
ともにアマ時代に実績を残し、幕下付け出しでデビュー遠藤が新入幕まで所要3場所(史上1位)なのに対して、逸ノ城は4場所出世の早さに追いつかず、ザンバラ髪で土俵に上がっている点でも共通している逸ノ城のほうがデビューの時期が遅い分だけ新鮮味があるにせよ、ここまで遠藤の存在感がかすんでしまうとは…
遠藤が“並の力士”だったのか、それとも逸ノ城がすごすぎるのか近いうちに結論が出ることになりそうだこの日も超満員の館内で一番大きな声援を受けるなど、ファンの間では相変わらずの人気ぶりだったiPhone6 ルイヴィトンこの日も超満員の館内で一番大きな声援を受けるなど、ファンの間では相変わらずの人気ぶりだったケース コピーこの日も超満員の館内で一番大きな声援を受けるなど、ファンの間では相変わらずの人気ぶりだった携帯ケース コピー
