「137」 | 彼は彼で、必死で生きてる           

彼は彼で、必死で生きてる           

良いも悪いも善も悪も
優れているも劣っているも
社会や時代が引っ張った
一本の線の上か下か。あるいは右か左か。

静かに目や耳を澄ませた時
見えてくるもの聞こえてくるものって
何なのだろう?

おはようございます。 群馬藤岡GFコーチング 高橋祐紀です。

ヘッドフォンから静かな曲が聞こえています。
  「いのちの名前」(リラクセーションピアノ)(千と千尋の神隠し)

東の空が、こうして書いている間に、黒からオレンジ、そしてゆっくりと
明るく変わっていきます。冬の朝が今始まろうとしています。

冷え込む朝。冬が好きとか嫌いとかでなく、体のなかにしみこんでいく
寒さと吹き付ける北風が、「生きたい」と思える自分を探し続けた青春
時代の「心の風景」の大半を占めているような気がします。

「もしもたった一人でも、自分にいてほしいと思う人が
  教室にいるとしたら、僕は学校にいかなければならない」

もしも、自分に会うことで元気になる人が一人でもいるとしたら、
 僕はその気持ちに答えたい。それが十代の僕の
 見つけた小さな答えでした。

  *  *

 自分の親しい友人になってほしいという希望が
 たとえ、叶えられなくても、
 「君はしらないかもしれないけど、
  僕はいつも君を見ていて、君のことを気にしていて、
  そして、なにより、君がこの世界に生きていると思うだけで
  嬉しいんだ」
 そんな考えになる時、少しだけ成長していくように思います。

 一人だった「君」はやがて二人に、三人に、
そして、たくさんの人の幸せを願うようになっていく。
みんなが笑顔になること、それが自分の喜びになっていく。

 *  *  *

137。

最近よく見かけます。これは宇宙が始まってから
今日までの年月、137億年の数字の部分です。

世界の人口は、70億人。

一人に2年間のチャンスをあげて、足し合わせると
宇宙の始まりから今日までと同じ時間になってしまいます。

僕らは果たして小さいのか大きいのか。

疑問を残しつつも
今、
朝日は昇り
目の前の世界が、輝きながら広がっていきます。