おはようございます。 群馬藤岡GFコーチング 高橋祐紀です。
ヘッドフォンから静かな曲が聞こえています。
「いのちの名前」(リラクセーションピアノ)(千と千尋の神隠し)
東の空が、こうして書いている間に、黒からオレンジ、そしてゆっくりと
明るく変わっていきます。冬の朝が今始まろうとしています。
冷え込む朝。冬が好きとか嫌いとかでなく、体のなかにしみこんでいく
寒さと吹き付ける北風が、「生きたい」と思える自分を探し続けた青春
時代の「心の風景」の大半を占めているような気がします。
「もしもたった一人でも、自分にいてほしいと思う人が
教室にいるとしたら、僕は学校にいかなければならない」
もしも、自分に会うことで元気になる人が一人でもいるとしたら、
僕はその気持ちに答えたい。それが十代の僕の
見つけた小さな答えでした。
* *
自分の親しい友人になってほしいという希望が
たとえ、叶えられなくても、
「君はしらないかもしれないけど、
僕はいつも君を見ていて、君のことを気にしていて、
そして、なにより、君がこの世界に生きていると思うだけで
嬉しいんだ」
そんな考えになる時、少しだけ成長していくように思います。
一人だった「君」はやがて二人に、三人に、
そして、たくさんの人の幸せを願うようになっていく。
みんなが笑顔になること、それが自分の喜びになっていく。
* * *
137。
最近よく見かけます。これは宇宙が始まってから
今日までの年月、137億年の数字の部分です。
世界の人口は、70億人。
一人に2年間のチャンスをあげて、足し合わせると
宇宙の始まりから今日までと同じ時間になってしまいます。
僕らは果たして小さいのか大きいのか。
疑問を残しつつも
今、
朝日は昇り
目の前の世界が、輝きながら広がっていきます。