裏返しにトレーナーを着た時代があった | 彼は彼で、必死で生きてる           

彼は彼で、必死で生きてる           

良いも悪いも善も悪も
優れているも劣っているも
社会や時代が引っ張った
一本の線の上か下か。あるいは右か左か。

静かに目や耳を澄ませた時
見えてくるもの聞こえてくるものって
何なのだろう?

こんにちは 群馬藤岡 GFコーチング 高橋祐紀です。

十人十色と口でいいつつも、自分の持っている感性から
遠く隔たったものを持っている人を、そのまま受けとめるのは
なかなか難しいものです。

自分とは異なると思えるものに対して抱く、違和感、嫌悪感、
自分の常識を強要したくなる気持ち、そういったものが、
コミュニケーションを難しく、そして狭くしていってしまうようです。

かつて、僕の親しくする人の中には下に書くような
人は存在していませんでした。

 ズボンを腰より下ではく人
 ピアスを10個もつけた人
 平成生まれの社会人
 外人
 時間が空くと、携帯でゲームをやっている人

今はそんな人も普通に友人として親しくつきあっていたりします。
自分とつきあえる要素がなにかしらあれば、
それ以外のことは問題ではなくて、
受けとめる自分の両手を広く広げられればいい話だったりします。

 先日、20年前と同じ気持ちで、トレーナーを裏返しに着ていたら、
若い人が親切に「裏返しですよ」と教えてくれました。

 20年前は裏返しに着るのが流行っていたのですが、そんな
ファッション、今では到底受け入れられませんよね。

十人十色であると同じように、時代の流れの中で様々なものが
変わっていきます。高度経済成長時代が終わり、根性で人生を
開拓していく時代というのも、受け入れられづらいものになって
きているようです。

いかに楽しく行動しながら、夢をかなえていくか。

根性と血のにじむような努力で生きてきた人達からすれば、
「何をいっている」と怒られるかもしれませんが、

時代は変わり続け、受け入れる手を広げ続ける
必要があるのかもしれません。