人をしばりつける太い縄 | 彼は彼で、必死で生きてる           

彼は彼で、必死で生きてる           

良いも悪いも善も悪も
優れているも劣っているも
社会や時代が引っ張った
一本の線の上か下か。あるいは右か左か。

静かに目や耳を澄ませた時
見えてくるもの聞こえてくるものって
何なのだろう?

グリーンカーテンの朝顔も、一番上に2つの赤い花が
咲いているだけ。
「今日は5つ咲いていたね」と子供が数えていた夏の初め。
花の多さに、数えるのをあきらめた暑すぎた夏。

「花がなくなったから、冬になったんだ」
こどもは季節の変化をいつも嬉しそうに受けとめる。
カーテンの役割を終えた朝顔。
色とりどりの花は、無数の実を結んだ。

こんにちは 群馬藤岡 GFコーチング 高橋祐紀です。

大人達も、子どもたちも、僕自身も、
たくさんの人が何かに縛られて、自由に発想することを
忘れてしまっていると思うことがある。

夢を語る人よりも、もっともらしい理由でそれを否定する人の方が
賢くクールに見える。

子どもたちに、なんでもいいから自由に言ってごらん、と言っても、
こんなことを言ったら、どう思われるだろうか、とブレーキが働いて
しまう。

一部の大人達がまじめなビジネスの場で
突飛なアイデアも許される
ブレーンストーミングをやるように、

小、中、高の子どもたちも、誰にも否定されることなく、
自由に発想する場をたくさん与えられたらいいと思う。

太く丈夫な縄が、多くの人々を縛り付けている。

今、頭にうかんだイメージ。

大男が、ガチャリと音をたてて、足下の檻の扉を開ける。
場所は小高い丘の上。緑の草に覆われている。

開いた扉から、子どもたちが嬉しそうにぴょんぴょんと
走り出してくる。

ゆっくりと歩いて出てくる大人達は眩しそうに空を
仰ぎ、力強い、微笑みを浮かべる。

自由をうばっているのはいったい誰で、
自由をとりもどす力を持っているのはいったい誰?