引き寄せ実証実験中。

実験というからには、良い結果も悪い結果も同じように書くべきだと思ってる。

これは、自慢したいからでも、共感してもらいたいからでもなくて、続けてくとこうなるよという実験。


さて、私は根がネガティブだ。

心配して、先に起きる得ることを考えておくことが良いことだと信じ込んできたし、心配しないことがどういうことなのか分からないくらい、自動的に心配してしまう癖がついている。


今回のオーストリア旅行、すっごく楽しみでもあったけど、圧倒的に不安が勝っていて、旅行について楽しみなことより心配ごとを話している時間の方が多かったように思う。

それは、英語が話せないのに、行ったことのない国へ行くという不安だ。


それがどんな結果を産んだか。


旅行へ出発当日のこと。

飛行機は夜の便だったから前日までに準備万端にして、午前は仕事へ行った。

計算では、午後2時前には帰宅して着がえを済ませ、2時半くらいに家を出ればちょうどよく空港に到着できる計算だ。


仕事中、携帯に不在着信があったことに気づくが、掛け直しても出ない。

その後メールをチェックすると、飛行機が予定通り飛ばないと書いてある!

半ばパニックになりながら問い合わせをすると、なんとケアンズ行きの直行便が欠航になったという!!!

別の航空会社へ便の振替ができるけど、それはオーストラリアのブリスベンまで10時間のフライト、その後その空港で10時間待ち、乗り換えをして更に2時間半かけてやっとケアンズに着くというもの。


もしくは旅行事態自体をキャンセルをするのか…。


これが夢であってほしい…。

がっくりしながらもその振替の便へ変えてもらうことにした。


オーストラリアのケアンズに4月2日の早朝に着く予定が、夜遅くに着くことに…。 

3日間遊べる時間を持てたはずが、2日になっちゃた…。

そもそも飛行機の乗り換えってなによ。

一度もしたことないし、見知らぬ英語圏の空港で、インターネットも使えないかもしれないし、案内も読めない中でどうやって乗り換えするの?!?!

めちゃくちゃ不安になって、もはや恐怖すら感じる私。


ここで私は、この旅行にについてネガティブな話ばかりしてきたことや、不安をそのまま放置してきたことに気づく。


旅行への心配、不安が、"更に不安で心配な旅行" を引き寄せてしまったのだ。


不安が湧いたときに、ポジティブ思考までいかなくとも、「でもそうならない可能性もあるよね。」と思考をコントロールしなきゃいけなかったんだ!


不安を放置すると、現実にこういうカタチで反映する。


それに気づいた後は、「今は悪いことにしか見えないけど、これがきっと私にとって最善の道に繋がってるんだ。」

「いま目の前にある自分のやれることを、できるだけ自分の希望のようにやろう。」と思考を変えた。


帰宅後のアポを別の日に変更してもらい、帰宅する日を一日延ばし、ホテルの予約変更をした。

予約していた、向こうでのツアーの日程を変更してもらった。

これで当初の予定通り3日間は遊べることになった!

お金もかかったけど、自分の払える範囲の出費だから、それより旅行を楽しめる経験を優先しようと思った。


これを出発時間までにやった自分を褒めつつ、やっぱり不安が頭をよぎる。

そのたびに、「でもそうならない可能性もあるよね。」と何度も思考をコントロール。


いざ、変更後の飛行機に乗ると、窓際の座席をリクエストしたはずが中心の列の席だったり、おいおい…ってことが続く。

そのたび、「いやなことに見えても、これが私の望みが叶う最短ルートなんだ。私の思考の持ち方で望みを叶えられるんだ。」と思考をコントロールする。


その後は、座席の隣だった外国人女性が折り紙が大好きで、折り紙を息子にくれ、折ったものをお互いに見せ合ったりしてコミュニコーションが取れた。

窓際に2人で座ってたらこんなことは起きなかった。

英語が話せなくてもこんな風に人の優しさに触れ合えるって素敵だ。

きっと私はこの経験がしたかったんだなと実感。


ブリスベン到着後も困っていると、航空会社のスタッフが助けてくれたり、日本人旅行者の方が教えてくれたりして、右往左往しながらも、なんとか入国できた!

続いて乗り換えの手続きをしていると、10時間待ちの予定が、なんと2時間半後の飛行機に変更できるということになった。

なんてラッキー!

そして乗り換えするためのターミナルへ向かおうとしていると、バスがもう出発しますよーと日本人の方が教えてくれる。

その方は英語が堪能で、不安だった乗り換えや、その後のホテルへのタクシーの乗車までずっと助けてくれた。


こんなことってあるんだ。

私の英語力は変わってないのに、偶然助けてくれる人に出会い、ホテルまでなんの問題もなく到着!

ホテルのフロントには偶然日本人スタッフがいて、チェックインもすんなりできた。


英語が話せないことで心配してたあれこれは全て解決できちゃった!


しかも夜遅くにホテル到着の予定が、15時に到着。

ホテルのチェックインができるちょうどの時間だった!

一日余分に遊べる時間が増えたから、ホテルのプールで遊んだり、近くで夕飯を食べたりした。


見知らぬ人との出会いや、助けてもらって感謝できる経験、きっと当初の予定通りの便だったらできなかったこと。

はじめは悪いことに思えたけど、思考を変えたら素晴らしい経験に変化した。


今回のことで、思考や口に出すことが現実化するのがより理解できた。


私の心配癖はきっとそういう家庭で育ってきたからなんだけど、そのまま"仕方がないこと"と考えて、親のせいにしても現実は良くならない。

今から現実を変える力は自分にあるんだから、思考を変えていこう。口に出すのは控えよう。


そして、完全にポジティブまでいかなくても、「大丈夫かもしれない。」 って今より少しマシな気分を選択するだけでも、現実は良くなっていくことがよくわかった。

不安が湧いたら放置せず、「でも大丈夫かもしれなよね。」と魔法の言葉を唱えよう!