こんにちは!教室長の大西です。今回も載せたくない報告です。
表題の通り、来週末の授業を最後に中原コーチが卒業いたします。
中原コーチは小6のころにゴールフリーに来てくれ、高校を卒業するまで生徒としていてくれました。
頑張り屋さんで芯がしっかりとしている彼女に半ば強引にお願いをしました。


「ゴールフリーでコーチをしてみないか。。」と・・・


私の見る目は間違っていなかったです。
『小さな巨人』という言葉がぴったり!!
優しい雰囲気にニコニコした顔、優しい口調で厳しいひとこと、無茶な課題の連発・・・、生徒の心をわしづかみ!


生徒想いの頼れる立派なコーチとして4年間働いていただきました。
そんな彼女からの一言です。想いのいっぱい詰まった言霊(ことだま)です。是非お読みください!!




ここで初めて授業をしたのは、大学生になる直前の三月でした。
6年間お世話になったコーチや周りの先輩方を見よう見まねで授業をして、1コマやるだけでどっと疲れていた記憶があります。
初対面の人と話すこと自体非常に緊張してしまう私が、生徒相手に授業をするなんて正直向いていないと当時は思っていました。
でも、塾長をはじめ先輩方がいつでも相談に乗ってくださったおかげで、私なりに考え、「生徒が通い続けたくなる授業」を心掛けてきました。
生徒さんの成績が伸びないときは四六時中どうしたらいいかなと悩むくらい生徒さんの将来を一生懸命に考えてきたつもりです。
自分の経験も大切にしながら、一人一人に合う勉強法も生徒さんと一緒に模索してきました。
また、わたしの授業では毎回必ず「わからないところもうない?何回聞いてもわかるまで説明するよ」という声掛けをしていました。もういいよ、、なんて思った生徒さんがもしかしたらいたかもしれませんが、「じゃあ、ここも聞いといていい?」というふうに遠慮がちに聞いてきたり、結局その日解説だけで授業が終わってしまったなんてこともありました。
個別だからこそできる強みを最大限発揮できたのではないかと私は納得しています。
至らなかった点や未だ改善できていない点は多く残っており、反省しなければなりませんが、生徒のことをずっと一番に考えて授業をすることの楽しさ、大変さをこの四年間学び続けることができて幸せでした。

長期で働いたからこそ味わえる幸せもありました。一昨年に2人と昨年1人担当していた生徒さんが、今では同じコーチとして働いてくれています。みんな当時の私以上に頑張り屋さんです。
今年は4年間授業を担当してきた生徒さんが3人この塾を卒業しました。高校受験と大学受験、2度も合格まで一緒に奔走することができるなんて感謝しかありません。
他にも長く担当させてもらっている生徒さんがいます。まだまだ教えたいことがたくさん残っていて、最後の受験まで一緒に頑張りたかった生徒さんもいて、本当に心苦しいです。
頑張り度合いは個人差ありますし、私が口にしている以上にもっと勉強してほしいなと正直思っているところはあります。ただ、みんな現状を変えたいという思いでこの塾に通い続けているので、次のコーチへの引き継ぎも最後まで妥協せずに頑張りたいと思っています。長
期にわたり私の授業を受けてくれた生徒さんはもちろん、一度でも私の授業を受けた生徒さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。信じてついてきてくれてありがとうございました。

私が最後に言えることは、みんなに夢を持ってほしいということです。そんなビッグな話ではなく、夢物語でも、海外旅行行ってみたいなとかでもいいです。
誰にも見向きもされない夢でも大事にしてください。夢、目標を持っている人は行動範囲が広く挑戦心もあり、そのための努力もできます。塾では勉強の一言に尽きてしまいますが、勉強は手段として、自分の夢を叶えることを大切にしてほしいなと思っています。
私はその夢を叶える手伝いをこの塾の先生方や今まで出会った全ての人にしてもらったと考えています。
まだ夢は叶えられていませんがいつか叶うときまで努力し続けます。
私の最後のブログを読んでくれた人には、心の中で応援していてほしいです。そして私もまた、皆さんの夢を陰ながら応援しています。

今までお世話になりました。