こんにちは。

最近、異業種からプログラマーを目指して転職を希望している方が多いように思います。
当社でも、今、求人広告を出しておりますが、実際にそういった方の応募も多いと感じます。VUCA時代という背景もあって「手に職を付けたい」と考えている方が多いのではないかと思ってます。面談で、実際に志望動機を伺っても「手に職を付けたい」が圧倒的に多いように思います。

 

手に職を付けたいと考えること自体は、素晴らしいことだと思います。たとえ動機が「不安」というネガティブなものからであったとしても「向上心」の現れでもあると思うからです。


しかし、そう思う人が多いということは、ライバルも多い。


実際に当社のような10名程度の企業にも、150名もの応募があります。残念ながら全員採用という訳にはいきませんので、僭越ながら選考させて頂くのですが、その際、どんな基準で選んでいるかということこを公開ちゃいます^^ もちろん、企業によって考え方はまちまちだと思いますし、企業規模によっても選考基準は違うかもしれません。でも、多くの会社で共通する部分もあると思いますので、もしIT業界へ転職をお考えの方であれば参考にして頂ければと思います。

という訳で、いきなり結論ですが、(未経験ということを前提に)

 

  1. コミュニケーション能力
  2. 自己理解
  3. 将来展望
  4. 当社に対する理解度
  5. エンジニアとしての素質
  6. 条件面等


の6つを見させて頂いています。


1、コミュニケーション能力
SESという客先常駐型の仕事では、まずお客様との面談(商談)からスタートします。ここで、コミュニケーション能力なしと判断されてしまうと、まず案件の受注そのものが難しくなります。また、SES案件だけでなく社内で開発する受託案件についても同様ですが、通常、プロジェクトは複数名でチームを組んで作業します。また、最近では開発スピードが上がり、アジャイル型と言われる開発手法だったり、設計書を簡易的なものしか用意していなかったりと、チーム間あるいはお客様とコミュニケーションを取りながらシステム作る必要性が高くなっております。ですから、まずはコミュニケーション能力が極端に低い方であれば、残念ながらその時点でNGとなってしまいます。ただ、エンジニアに求めるコミュニケーション能力とは、必ずしも饒舌である必要はありません。主に相手の意図を組んでコミュニケーションができるかということを重要視しております。あとは、人当たりの良さなども兼ね備えている方であれば尚良いですが、人当たりは良いけど、こちらの意図したことが伝わらないなという人はやはり難しいと感じます。
この辺りは、面談で色々とお話をさせて頂きながら判断させて頂いております。



2、自己理解
このブログで何度も書かせて頂いているキーワードですが、やはりこれがコミュニケーション能力と同様に重要だと思います。自己理解とは「自分らしさ」であり、「価値観」や「性格」、「気質」、「考え方」、「態度」、「行動」などについて、自分自身を深く知るということですが、ここでは、更に、これまでの職務経験を振り返る「職務経験の棚卸し」も含めて考えたいと思います。

もし、あなたが「今」しか見ていない、あるいは「先のこと」ばかり見ているのであれば、もしかすると振り返りが足りず、「自己理解」が不足している可能性があります。その結果おきるのは「こんなハズではなかった」というミスマッチです。もちろん行った先の会社が想像とは違ったなどのケースもあるでしょう。しかし自分を見つめて入れば防げたこともあるはずだと私は考えています。実際に面談をしていても、いわゆる職を転々としている方に転職理由を伺うと「他責の念」が強く、自分を見ていないことが多いように思います。この辺りも、同様に面談で色々とお話をさせて頂きながら確認させて頂いております。
 

また、職務の棚卸しもとても大切で、この辺りは経歴書に現れる部分だと思うのですが、経歴書を拝見すると次のいづれかです。
 

(1)経歴が会社名と在職期間だけ

これでは何も判断できません^^ 応募者が少なければお会いして色々とお話を伺いますが、応募者多数の場合には残念ながらこの段階でアウトですm(_ _)m
 

(2)それぞれの経歴について詳しく書かれている
これまでどんな経験をされてきたかを知ることはできますが、実はこれだけでは不十分です。それらの経歴が当社が求めているものであればプラスに評価できますが、未経験で異業種からの転職だとすると残念ながらスルーしてしまうことが多いです。当たり前ですが応募者はいいこと書いてきますので、読み手側も正直なところ話半分として受け取っています。

(3)それぞれの経験を通した「自分」について書かれている
このような経歴書を見ることは稀です。でも採用する側からしたら一番知りたいところではないでしょうか。実際に、ここが求める人物像と一致していれば、面接の前の段階で内定出しても良いかなと思えるほどです!実際には面談なしで採用することはないのですが、面談前からかなり好印象ですから、面談で余程、期待外れだと思わないかぎり、内定を出させて頂いております。

もしかすると「それって逆に書類で落とされるからリスキーじゃない?」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、仮に書類も面談もパスして採用になったとしても、恐らくはミスマッチで長く続かないのではないでしょうか。ですから逆に書類の段階でそれがわかれば、貴重な時間を無駄にしなくて済むのではないでしょうか。


 

3、将来展望
未経験の方に多いのですが、プログラミングを学んで「手に職をつけたい」というところで、思考が止まっている方がいます。
「手に職が着いたと仮定して、その後は、どうしますか?」この質問に答えられない方というのも、採用することは躊躇してしまいます。特に当社のような小さな会社は「仲間と共に作っていく」と考えています。でも、実際に何ができるか、どこまでできるかは未知数なところもあります。ですから、社員ひとりひとりの「将来展望」が会社を作っていくと思っています。誰かが言い出したことが、将来の会社の主力事業に育つということも十分あり得ます。そう思うだけでワクワクするのですが、将来展望を聞かれて答えられない方だと、正直、肩透かしを食らったような気分になってしまいます。



4、当社に対する理解度
これは説明するまでもないですが、勤務地とか報酬面とか条件検索して該当する企業に片っ端から応募している見たいな方で、酷い方になると殆ど何も情報収集せずに面談に来られる方がいます。運よくその方の希望に沿っていれば良いのですが、大概は「こんなはずじゃなかった」となる典型的なパターンですので、まず採用は見送らせて頂くことになると思います。逆に、このブログまで見つけてくれて読んできてくださる方であれば、そこまで知って応募してきて下さったということで、こちらの期待度も上がります。

 

 

5、エンジニアとして資質
残念ながら向き不向きというのがあると、私は考えております。しかも、これは面談だけではわからない部分も多いので非常に厄介です。ですから、これだけで採用・不採用を決めたりはしません。しかし、私(会社側)がどうこうという前に、ご自身で自分には向いていないと転職を希望する方も多いですので、やはり「素質」については、面談時に感じたままを本人にもフィードバックさせて頂いております。また採用後も定期的にお話をさせて頂いております。IT業界と一口に言っても、仕事の内容は多岐に渡りますから、例えプログラミングに向いていなかったとしても、他に自分が興味があって向いているという仕事があるかも知れません。
 

 

 

6、条件面
最初にチェックして、あまりにも条件の合わない方については、お断りさせて頂いておりますが、基本的には一番最後に確認します。他は全てクリアしており、最後に条件面がどうしても合わないで採用を断念した方もおりましたが、ここまで相思相愛であれば、条件面をお互いに調整してゴールインという方が多いように思います。なんとか一緒に仕事をしたいという思いが強くなりますので、できる限りの案を考えます。

ここで気になることが1つありますので、付け加えておきますと、希望年収です。未記入よりも記入されている方が、スカウトなどお声はかけ易くなります。ただ、金額があまりに高い人、あるいは低い人というのも難しいと考えております。素晴らしい経験とスキルをお持ちで希望年収が高い人、これは当社で採用できるかどうかはともかく、非常に魅力的ではあります。しかし、経歴書と金額がマッチしている必要があると思います。立派な経歴やスキルをお持ちなのかも知れませんが、ご自身がそう思っていても、経歴書になければ伝えわりません。ですのでしっかり書くことをお勧めしたいと思います。逆にご自身の経歴からしてあまりに低い金額を書かれている場合にも、採用者側は警戒をしてしまいます。ですので経歴書と希望年収のミスマッチがないか確認することをお勧めします。



色々と書かせて頂きましたが、参考になりましたら幸いです。また1人で考えるのが難しいという方は、ぜひ、キャリアコンサルタントに相談してみてはいがでしょうか。きっと自己理解や経歴書の書き方など、あなたを支援してくれると思います!

 


そして、これを読んで色々と考えて頂いた上で「エンジニアになりたい!」と思った方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。もちろん経験者の方のご応募も歓迎しております。当社では、「みんなを元気にする」を実現したいと思っております。現時点では「ITで」ということになりますが、可能性は無限大だと思っておりますので、将来的にはITに限定していません。(ITを辞めるつもりもありません)あなたと一緒に働けることを楽しみにしております。