ほとけさんに
母か私が
お茶を入れる。

父は
そのお茶を
自分の部屋にある
仏壇に供えて
長いお祈りをする
(7回も「チ~ン」と鳴らす)。


今朝
母が
ほとけさんのお茶を
わざわざ父の部屋に
持っていってあげた。
「はい、お茶持ってきましたよ」


普段の日は
お茶を自分で取りにくるのだが
今日は禁食のため
父は部屋に居たのだ。

そしたら。


開口一番、噛みつく父。
「お茶なんて
飲める訳ねーだろー!
今日は検査だよ、検査!」


こんなに支えて貰ってるのに、
母に対して
敬意をもって
接することができない人。


母が
「お父さんのじゃないわよ、
ほとけさんのよ」
と言ったのだが、
父は謝るわけでもなく。


母が大人の対応をしているので
アタシが怒る幕じゃないんだけどね。


国母じゃないけど
「ちっ、うるせーなー」って
思っちゃった、朝。

本日14時15分から、
CFS予約。

消化管をカラにするために、
下剤ニフレック 2リットルを
朝6~8時に
2時間かけて
チビチビと飲む。

ことになっていた。


そのことについて

①一週間前
母の妹の連れ合いから
「10年前に
私がCFS検査やった時
下剤を一気飲みしたら
看護師さんに
えらく怒られたから
お兄さんも
気をつけてくださいょ」
とアドバイスを貰い


②一昨日夜
「検査の手引」を見ながら
下剤の飲み方を
みんなで一緒に確認し

③昨日母が
下剤の飲み方を
再度説明して
(2リットルを
2時間かけて
ゆっくり飲むということ)


④今朝6時 母が
コップに下剤を注ぎ
1杯の適正量を示しながら
「2時間かけて2リットルですよ。

6時~8時の間に、
少しずつね。

10分にコップ1杯くらいの
ペースだからね」
と言って
下剤を渡してあげたのに。












その10分後くらいに
父は大威張りで

「お母さん、
全部飲んじゃったからな!」
と、母のいるキッチンに
乗り込んできた。


まるでコンビニ強盗を
ひっとらえたごとくの
威張りっぷりで。


4度にわたる情報提供の
なにひとつ、
父の頭には
カケラも
入っていなかったのだ…。


10分で2リットルを
一気飲みして、
激烈な下痢したら
年寄りだから
ダメージ大きいだろうに…。

「手引」には
「一気飲みは危険」って
書いてあるのに…。


下剤一気飲みで
血圧急降下し
ショック状態???

最悪なシナリオが
頭に浮かぶ。


そこまでいかなくても
大腸がんで貧血傾向だから
トイレ往復時にフラついて
転ぶ可能性が高い。


父は昔から
『俺様流』で
基本的にひとの話に耳を貸さない。
それなのにマニュアルを読まない。
自分の聞きたいことだけ
母に聞く。

母が正しいことを
伝えても
父の耳には
『俺様フィルター』がかかっているので
自分のやりたいことだけ
やってみたりする。

そして
「俺の好きなようにするんだから、
いーんだよ!」
と言って
周りの意見をシャットアウトする。


生来の
俺様道に加え、
最近は
記憶力・理解力の低下も
見られので
これから
どうなるのかな…


でも。

治療は
本人が主体。

アタシ自身が
ヒートアップしないように
気をつけよう

レジスタードトレード

明日から新しい一週間。

検査予定は

2/23にCFS

2/25に骨盤内CT


珍しく

父が自ら

検査の手引き

「下部消化管内視鏡検査を受ける方へ」を

夕食後の食卓で読み始めた。


読みながら 母に

「2/23は

下剤は どのくらい飲むんだ、エッ?」と

聞いてきた。


検査の段取りを

バッチリ予習済の母が

「2ℓよ」と答えたら、


父が

「1リットルだ! 2リットルじゃねーよ!」と

母に聞いておきながら

ひどく否定してくる。


相変わらずの俺様ぶり。


放っておけばいいのに

またクチを出してしまったアタシ。


「お父さん、

『検査の手引き』に書いてあるのを

よく読んでよ。

お母さんが正しいこと 答えているのに

それを否定するって、ヘンだよ。」


で、結局

手引きに「2リットル」と書いてあったのを

目で見て確認したらしく。


「ひとまかせ」なのに

「御意見無用」だったりする。


サポートしてくれる そのひとの言葉を

否定する。

逆ギレする。


アタシは そんな父を見て

平常心でいられなくなる。



変えられるのは

自分の心持ちだけなのにね。


父を変えようなんて

オコガマシイのにね。


そのことを

毎日忘れて

毎日思い出すんだ・・・。


全身麻酔での手術後は

肺の働きが悪くなったり

傷の痛みがあったりして

呼吸が上手く出来なくなることがある。


そうなると

痰が溜まって 気管が狭くなったり

十分な酸素が身体に送られなくなる。


特に高齢者は

肺炎になりやすい。

だから術前からの呼吸訓練

とても大切。


ということを


父は全く

自分のこととして

受け止めていない。



2/15に看護師から説明を受け

スーフルの使い方も教えてもらったのに、

その後の1週間で 実際にやってみたのは

おそらく1回。



Getting along with ...


母が

「スーフル、今日やった?」と聞いたら、

「今日はやらねーよ。明日だ、明日。

今日やらねーって言ったら、

やらねーんだ」と

数日前と同じような やりとり。


面倒くさいのか

タカを括っているのか。


もう言うまい、と

アタシは思った。





小雪もちらつく、寒い一日。

母によると
父は自分のこれからのことを一人で考え
『後悔のないように』と取った行動が
文明堂へ行って三笠山を買ってきた、らしい。

薬は飲んではいないが

血糖高値のために

ここ数年通院して経過観察している父。

先週 colon cancer が判明した時も

「死んでからお供えしてもらっても困る」と言って

仙太郎の最中を買ってきていた。

検査食の反動か

和菓子祭を毎日自主開催している様子。

この分だと、入院前に高血糖でどうにかなりそうな勢い。


でも。

入院したら、暫くは好きなものを食べられなくなる。

そして退院後もケモセラピーなどがあれば

食欲もなくなってしまうかもしれない。

甘いものを食べることによって、

これからやってくる不安な気持ちを
父は薄めようとしているのかも…。

しかしもって、『やり残したこと』っていったら、
妻や子ども、孫へと
伝えたい言葉をまとめるとか、
かねがねチャレンジしたいと思っていた

何かを実行するとか、
そういったことかと思いきや
『馴染みの和菓子を存分に食べる』っていうのが
父にとって最も満足度の高い行動なのだと

知ったわけです。

私も晩年に、
同じようなことをするのだろか?

きっと、するんだろうな・・・。