お見舞い
15:00 母
18:30 私
午後お見舞いに行った母から
メールあり、
「今日Rちゃんが
夕方来るわょって
お父さんに言ったら、
『わざわざ大変だから
来なくていいって、
Rに言っとけ』って
何回も念押されちゃったわ」
と。
明日手術だから
今日は禁夕食。
夜は一人で
寂しくしてるかもしれないので
お見舞いに行くつもりにしていた。
術後のリカバリールームで
もし寒かったら我慢しないで
暖かくしてもらうように
Nsに言うようにということも
伝えたかったし。
ということで
やっぱり会社帰りに
病院に寄ってみた。
11階に上がって
父のベッドのところに行って
声をかけたら
父は開口一番、
「お! 待ってたょ!!」
母にはあんなに
Rは来なくていいと
言ってたのに、
ジジ心はウラハラなのである。
「アタシ来ると思ってた?」
と聞いたら
「来るかもしれないと思って
なんとなく待ってた。
でも 来なきゃ来ないで、
そしたら寝ちゃおうかと
思ってた」
だって。
ふと
テーブルの上を見たら
なんとマイスリーのカラが!
「え~、お父さん、
もう眠り薬 飲んじゃったの?
まだ6時半だょ。
飲んじゃったら
もう横になったほうがいいよ」
と言ったら
「そんなの
もう飲んじゃったょ。
先手必勝だと思って。」
と真顔で答える父。
一体誰と戦ってるんだ!?
「今夜ふらついて
転んだりしたら
手術できなくなっちゃうからさ、
もうベッドに転がってようょ」
と促したら
「眠い 眠い」と言いながら
素直に横になってくれた。
横になりながらも、
ママと3人の子どものサポートに
感謝していること
自分がまさかがんになるとは
夢にも思わなかったこと
友達でがんサヴァイヴァーが
何人かいるので
自分も頑張らなきゃいけないと
思っていること
もしものことがあったら
ママを頼むということ
執刀医が術前訪問で
「頑張りましょう!」と
声をかけてくれたこと
ナースは皆 若いけど
とてもよくやってくれていること
などなど。
そして、
民主党が不甲斐ないという話の後に
「ま、そういうことですわ」と言って
薄くなった白髪頭を撫でさすり・・・
これで話が一段落したかなと思うと、
また 話がはじめに戻る。
3回転くらい 繰り返し語っていた父。
娘、一時間 謹聴し
退室。
おやすみなさい。