お見舞い 母 15:00


本日 私はお見舞いに行かず。


父は同室者3人とのコミュニケーションは
まだ挨拶を交わすくらいらしい。

あの病棟は、どの部屋でも
なぜか昼でも 処置中でなくても
ベッドの周囲にカーテンをガッチリ廻らして
みんな蚕の繭みたいになっている。


話さなくても
カーテン越しに
お見舞いの家族との会話や
ナースとのやりとりが聞こえてきて、
それで同室者の様子が
少しずつわかってきてるみたい。


入院した日の同室者が
術後1日、2日、3日目だったから
今日は5日、6日、7日目に当たる。


同室者が
日に日に良くなっているのを見て、
父は
「術後はすごく大変。
チューブがたくさんつく。
傷が痛い。
でもそこが我慢のしどろ。
それが過ぎれば
少しずつ良くなる。
オジサン達(同室者)が
我慢できてるんだから
オレも我慢だ」
と 考えられるようになってきた!


何も知りたがらなかった父なのに、
すごいなぁ、偉いなぁと思う。

入院1日目の夜
眠れなかったと言うので
やっぱり個室に入院させれば良かったかと
後悔していたのだけれど

同室患者が居てくれたおかげで
父は今後の見通しを
少しずつ描けるように
なってきたのだ。


『自分も乗り越えるられぞ』とぃぅ感じが

してきたみたいなのだ。


同室の先輩達に
感謝。