Mちゃんから
夜 電話があった。

「おじいちゃん、大丈夫?」


傷の治りは順調みたいだょ、
でもあまり食事したがらないから
心配してるんだ、と
伝えた。


会いたがっている孫の声、
聞かせたいねぇ 爺さんに。


お見舞い
母 15:00


今日は祝日だが
私が働いてる会社は出勤日なので
お見舞いは 母だけ。

母 訪室時に
Nsが丁度ガーゼ交換中で
創部を見せてもらったとのこと。

腹腔鏡を入れた傷は
ごく小さく
ホクロみたいに黒くなっていて、

4cm位切った部分も
綺麗に縫ってあったとのこと。

傷の治りは順調のよう。


ただ
本人は微熱(37度台)と傷の痛みで
ものすごくブルーらしい。
食事も相変わらず摂れてない。


金曜日が退院予定なんだけど、
残る 火・水・木の3日間で
自宅へ帰れる目処が
つくのかな


ある程度食べて、
腸閉塞起こさないで、
ちゃんと排便できるところまで
持っていけるのかな


焦っても仕方ないから
なまぬるく見守る娘であった。


父が
「あ~、
MとKに会いたいなぁ~」
と言った。


入院後、父は私達に
「痛がってる顔を
孫達には絶対見せたくないから
MとKのお見舞いは
断ってくれ!」
と、命令していたのだが。


「なによ、お父さん。
MちゃんとKちゃんのお見舞いは
お断りだったんじゃなかったの?
ほんとは来てほしいの?」
と聞いてみた。


そしたら
「来られちゃ困るんだょ、こっちは!」
だって。

へ?
1分前に
お見舞い希望宣言
してたのでは??

相変わらず
ウラハラなジジ心なんだな。

武士の情けで
ツッコんじゃいけなかったね。
お見舞い
17:00 母 & 私


尿のチューブ外して
自尿OK。

点滴も日中だけ。

背中への
点滴持続痛み止めも
終了。

今ついてる管は
お腹のドレーンだけ。

昼から食事開始。
しかし殆ど食べず。


サイドテーブルに
何かをくるんで
大きくなっている新聞紙があり、

それが何かを聞いたところ
「パジャマのズボンだ。
家で洗ってきて。」
と。


パジャマは病院のレンタルなので
汚れたパジャマは
家には持って帰れないよと言ったのだが
本人はパジャマだと言い張っている。


新聞紙を開けてみたら
トランクスと腹帯。


トランクス、
もう穿いていいのか?
ゴムが傷口に障らないのか?


謎ではあるが、
どうやら排尿時に
粗相をしたらしい。

それでか
自尊心の高い父は
プリプリしている。


37度の発熱があり
お腹の傷も痛く
とても歩行訓練なんて
出来ないし
食事も食べる気なんかしないと

せっかく持ってきてくれた夕食なのに
下膳するように
看護師にお願いした父。

食べなきゃ
傷の治りも遅いと思うんだけど
食べたくないなら
仕方ないね。


クリニカルパスどおりには
いかなくても
焦らずに行けたら、いっか。

お見舞い

14:30 母 & 私


午前中は
2箇所の墓参。

午後、1件 用事を済ませてから
父の見舞いへ。


訪室したら
ちょうどNsが処置中。
しばらく母と
カーテンの外で待つ。

Nsが清拭しましょうかと
せっかく言ってくれたのに
明らかに遠慮している。
やってもらえば
いいのにねぇ。


Nsの処置終了後
母とベッドサイドへ。

37度台だが
咳などもなく
顔色も良いよう。
飲水開始。
舌苔かなりひどい。
頭にシーブリーズを
かけてあげる。


歩行訓練を
今日8回行ったと言っていたが
本当かどうかは謎である。


病気について
かなり知識不足である。
一昨日手術したばかりなのに
もう大腸がピッタリくっついてると
思いこんでいた様子。

15:00 退室。