昨日は、ビジュアライゾーンの100回記念の生放送だったので、

わくわく聴いていました!と書きたいところで、

実際、ラジオをかけることはしていたのですが、

ストレスフルなメールを返さないといけない用事があって、

なんか、最初の1時間はあんまり記憶がないです。


ただ、DOG in Theパラレルワールドオーケストラが途中で出てきた、

っていうことと、

あと、番組後半の方で、DJの方々が、

「まだあんまり知られてないV系バンドをどんどん紹介していきたい」

っていうコンセプトで番組を続けてきたというお話をされていたことが

印象に残っています。

実際に、私はあの存在を知ったバンドや、

この人たちこういう雰囲気なんだっていうのを知ったバンドが

結構多いので、すごく共感しました。


DOG in Theパラレルワールドオーケストラは、

CRUSHの1作目でラファエルの「夢より素敵な」をカバーしていて、

そのときに歌声と、バンド全体のバランスがすごく好きだなって思って、

ネーミングが不思議なこともあって、気になっているバンドです。

ビジュアライゾーンや、同じ局の別の曜日の番組に登場することが多くて、

彼らのオリジナルの曲も耳にするようになったんですが、

オリジナルの曲も、いい意味でポップな音楽と、

私が好きな女の子アーティストに通じるような世界観を持った曲が多く、

なんか好き、って思っていました。

あと、トークがマイペースなところも。


ところで、そんな彼らがカバーしていた「夢より素敵な」も、

すごくいい曲だな、っていうのもそのときから思っていて、

ラファエルのオリジナル版のPVを動画で見つけて、

何回か再生して観たりしてたですが、

映像の作り方がきれいで、なんかいいなって思っていました。


私は、中学生の時にX解散するわ、hideさん亡くなるわ、

という世代で、

しかも、高校生になるまで、あんまりバンド曲やV系に興味なくて、

GLAYとラルクとSHAZAくらいしか知らなかったんで、

ラファエルとかSOPHIAとか本当によく知らなくて…


昨夜、DOG in Theパラレルワールドオーケストラの話聞きながら、

ふと、ラファエルってどういう人たちだったのかな、って思いながら、

別のことをいろいろしていたんですが、

運命というかなんというか、びっくりしたことに、

今日の昼間、メールチェックしようとネットつなげたら、

yahooのトップのニュースが出るところで、

「ラファエル復活か?」みたいな見出しがありました。


それで、その記事からいろいろなことを初めて知ったんですが、

すごく驚いたのが、「夢より素敵な」は、

亡くなった華月さんが10代に作った曲だったということです。

あんないい曲を10代で作った人なのに、

すごく若くして亡くなってしまって、メンバーとか当時のファンの人とか、

本当にショックだっただろうなって思います。


私はなんか、「滅びの美学」みたいのを信じてしまうところがあって、

国内外のロックバンドの解散とか、

音楽家に限らず、作家とかも含めて、アーティストの急死とかを、

どこか、「この人たちは、こういう形で自分の<芸術>をやりきったんだ」

という見方をすることがあるんですが、

あまりに若くて亡くなったら、そういう見方ってできないよなって思っちゃいます。

ショック受けるだけ、みたいな。


yahooは下にコメントが出ることがあって、

あれって、読むと心がすさむようなこととか多いですけど、

そのラファエルの記事については、

素直に復活を楽しみにしてるっぽいコメントがあって、

私の中で、一つ、「腑に落ちたこと」があります。


それは、「なぜ、バンドは復活するのか」ということです。


彼らが本当に「復活」するのか、またその理由がなんなのかは

記事からはわからなかったんですが、

昨年は、「震災を機に」みたいに言って、復活するバンドが結構ありましたよね。

私は、それを正直、意味わかんないなって思ってました。

「なんで今なのか」の理由が「震災」と言われても・・・って。

いきなり、今、「復活」して、

誰かの心にその人たちの音楽が届くのかなって。

チャリティーをするにしても、解散なり、活動休止後の自分としてできることがあるはずだし、

そっちをするべきなんじゃないかって。


でも、なんかそのyahooのコメントなのに素直な言葉を見たときに、

ふと思いました。

解散後にも、ずっとその人たちの音楽が好きで、その人たちの音楽を心の支えに生きている人たちが、

きっとたくさんいて、

そういう人にとっては、自分や日本が大変な時に、

大好きなアーティストが活動を再開してくれたら、すごく心強いし、

もう一度生きていこうって思える糧になるんだろうな、と。


私自身、前も書いたように、震災直後に聴きたかった曲が、

マイケルジャクソンのHeal the Worldと、hideさんのHurry Go Roundで、

二人とも、もうこの世にはいないから、

もう一生、ライブでは聴けないわけだけど、

当時の私は勝手に、今マイケルが生きていたら、絶対にこの曲を歌っていた、

って思っていたし、

hideさんだったら何を語ったのかな、って考えたりもしていました。


そういう意味で、誰かを勇気づけるとか、誰かの心の支えとかって、

生きてる人、今存在している個人やバンドだけができる特権ではなくて、

一生懸命生きて、社会に何かを表現した個人やバンドなどの存在なら、

「今」「この世に」いなくても、できることなのかもしれないなって思います。


だから、震災前の何年間かの間、活動をしてなかったバンドだったとしても、

彼らに支えられて、その何年間を生きてきた人や、

震災後の日々を生きていこうとした人はきっといるし、

そういう人たちのために、「復活」を決意した人たちの考えは、

何も間違ってないんだって思うようになりました。


繰り返しになるけど、

ラファエルが「復活」するのかも、その理由が震災なのかも、

まったくわかりません。

少なくともyahooには書いてなかったので。


ただ、私は昨日のラジオに録音で出てたDOG in Theパラレルワールドオーケストラから、

ふとラファエルの「夢より素敵な」を思い出したタイミングで、

ラファエルについて報道されてるのを見て、

いろんなことを考えているうちに、

震災後に「復活」したバンドについても、思いを巡らすことになった、

という話を書いてみたかったので、書いた次第です。


どんなアーティストにせよ、どういう理由にせよ「復活」することになったとき、

たくさんの人が、それを喜ぶのだろうし、

それは、この間、彼らの音楽を支えに生きてきた人たちがいるからだ、

っていうことが、なんか急に降ってくるように感じられたんですよね。


ちなみに、そのとき、部屋で流れていた音楽は、

久しぶりに聴きたいなぁって思ってかけていた、

CRUSHのDOG in Theパラレルワールドオーケストラ版の

「夢より素敵な」でした。


不思議。


おしまい。