偶然なんですけど、このところ、大学生の頃のゼミの先輩の近況を聞くことが多いです。


みんな、いろいろ大変みたいだけど、それをゼミの先生には言わないように・・・って釘をさされます。

そう、彼らにとっての、「大学のゼミの先生」は、私の今の師匠なので。


釘をさされなかったら、たぶん、言っちゃう気がするので、ちゃんと釘をさしといてくれる方が助かりますが・・・

いや、別に、悪意で言っちゃうんじゃないですよ。

ただ、大変な状況にあるって知ってるのに、言わずに黙ってるのもなんかなぁ・・・って思う、というそれだけ。

でも、知らせたところで、師匠が何かできるわけでもないし、心配するだけだから、言っても仕方ないのかな、とも思うんですが。

結局、二人でその人の噂話する、っていう感じになっちゃうだけかな、とも。


私自身、小さいころからずっと、「人に心配をかけない」ことを至上命令のようにして生きてきて、

心配させないように、いろんなことを我慢して、明るくしっかりふるまうか、

それができなくて心配をかけてしまう自分を激しく嫌悪するかのどちらかで、

ずっと「人に心配をかけるのは悪」って思っていたし、今も思っている。

文系で大学院生になるというのは、普通にキャリアウーマンになるより、

心配される率が高いから、そういう道を選んだことに常に自己嫌悪だし・・・

でも、他人に心配されないことだけのために、やりたくないことを仕事にしても、

結局は、「他人のためにやりたくないことを選ばざるを得なかった」っていうふうに、人のせいばかりにして生きてしまう気がするから、

自己嫌悪でも何でも、研究をしていくしかないなぁとも思ってるんですけどww

研究以外に仕事にしたいことが特に思い浮かばないし、研究者として社会にかかわるという人生に憧れていたのも事実なので。


で、そういう自分の話はともかく、

卒業したんだし、先生には心配かけられないなぁ、みたいに思って、

いろんなつらいことや葛藤の中を生きている、先輩たちを見てると、

率直に、「偉いなぁ」って思います。

私とか、ホント、師匠に心配されまくりだと思うので・・・


とはいえ、私は私で、人には心配をかけないように、って自分を追い込んで生きてるのも事実で、

まぁ、それ自体を心配されることも、逆に全く心配せずに「のんきでいいねー」みたいな嫌味を言われることもあるわけですがww、

他人に対しては、「もっと、周りに心配かけてもいいじゃん!」って言いたくなる。

むしろ、自分が周りに心配をかけないようにすることに、しばしば疲れ果てるので、

余計に他人に対しては、そういうことで疲れてほしくないと思うのかもしれません。

というか、自分と同じことをしていても、他人がそれをしていると、

客観的になれて、ごく当たり前のことを思うだけなのかもしれません。


数年前、私がすごく悩んでる時に、「でも、他人には心配かけちゃいけないって思って、それで余計つらくなる」って話した相手が、

「家族も友達も先輩も後輩も先生も・・・すべて心配かけてナンボだし、人はお互いそうやって生きてるものだ」って言ってて、

結構、眼から鱗だったんですが、実際そうだなって思います。


とはいえ、誰も彼もに心配ばかりかける人間もどうかな、と思ったりもするわけで・・・

それに、周囲に心配かけないように、っていう気遣いやプライドで人は大きくなることもあるわけで・・・

なので、要はバランスかなぁとか思いますww


安心して心配かけられる人間と、この人には心配かけないようにって思える相手の両方が、

車の両輪みたいにいないと、人は頑張れないし、成長できない。

両方に出会えるように生きたいですね・・・


おしまい。