公開日:2018年4月28日

公開日:2018年9月4日

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●お話

ソウル南部・衿川(クムチョン)警察のコワモテ刑事マ・ソクトは、人柄と腕っ節の強さでヤクザ同士の争いも解決してきた。しかし近頃、中国の犯罪集団「黒竜組」が進出してきたことから、街のパワーバランスが大きく揺らぎ始めていた。黒竜組は地元ヤクザのイス組の縄張りを次々と荒らし、マ・ソクト率いる警察の強力班は黒竜組の一掃を試みるが、復讐に燃えるイス組の介入によって事態は三つどもえの争いに発展していく。

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●感想

俺はこのシリーズ

最初に見たのが2作目です。

これが1作目だと思って、

2作目を見てました。

その次に3作目を見たけど、

そう言えばまだ

1作目を見ていない

そのことに気づいてしまったので、

お盆休み中に1作目を見ました。

このシリーズの主人公は、

パンチで事件を解決する

ワンパン刑事(デカ)

そんなイメージの刑事映画なのだけど、

1作目はまだ

キャラが確立されていなくて、

ほとんどパンチをしません。

 

普通にケンカが強いだけのおっさんで、

ワンパン刑事になるのは、

どうやら2作目以降らしく、

3作目では、

ワンパン刑事らしさを演出するため、

会話の中で唐突に元ボクサー

設定が追加されていました。

なので

元ボクサーのワンパン刑事。

・・・と思って観ると、

1作目の戦闘シーンは、

少しだけ不自然に感じます。

 

1作目は

弱い地元民に味方する地域密着系の、

暴力団さえも子分にしてしまう、

ガキ大将刑事

みたいなイメージで、

こち亀の両さんみたいなイメージです。

 

ワンパン捜査がないのは残念だけど、

主人公の無茶苦茶さは2作目以降と同様。

映画そのものは普通に面白いです。

 

この映画は

朝鮮族(中国系韓国人)の暴力団が関係する

実際に起こった事件を基にしています。

 

その事件以降、

朝鮮族(中国系韓国人)の暴力団と、

警察組織の戦いを描く映画が、

韓国では定番で度々作られているそう。

この映画もそういう定番の1つです。

 

今回の敵は

朝鮮族の犯罪組織で、

中国から逃げて来た

黒竜組の暴れん坊3人

この3人は、

黒竜組も手を焼く暴れん坊で、

暴れすぎて、

中国にはもう逃げる場所がなくなり、

韓国に逃亡してきました。

 

舞台は

ソウル南部にある衿川(クムチョン)区。

 

衿川には、

毒蛇組」と、

イス組」と言う

中級暴力団が小競り合いをしていて、

 

それとは別に、

この町最大勢力の暴力団、

ファン社長の組織」がある。

さすがに大物なので、

他の組織よりは腰を据えている印象。

 

ガキ大将の主人公が

この3つの組織の間に入ることで、

これまで地元民に迷惑を掛けることなく、

3つの均衡が守られてきていた。

ところが

逃亡してきたんだから、

大人しく隠れてりゃーいいのに、

韓国の警察は俺たちのことを知らない。

だから何やっても大丈夫。

・・・とばかりに、

韓国でも暴れ始め、

暴力団の前に唐突に現れては、

好き勝手に暴れてまた消えるから、

何も知らない

3つの組織の均衡が少しずつ崩れていく。

・・・みたいなお話

 

朝鮮族(中国系韓国人)の暴力団は、

最大の特徴がらしく、

類似の映画でも

斧は必ず登場するみたいで、

中国人は斧🪓を

普段から持ち歩くのか?

・・・そんな疑問が生まれた映画でした。

 

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■1作目

 

■2作目

 

■3作目