公開日:2024年4月26日
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●お話
シリーズの通算5作目。
怪獣と人類が共生する世界。未確認生物特務機関「モナーク」が異常なシグナルを察知したことを発端に、ゴジラが君臨する地上世界とコングが生きる地底世界の2つのテリトリーが交錯し、ゴジラとコングが激突する。しかし、その先には人類にとってさらなる未知の脅威が待ち受けており、怪獣たちの歴史と起源、さらには人類の存在そのものの謎に迫る新たな冒険が繰り広げられる。
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●感想
日本が創った
「ゴジラ-1.0」や「シンゴジラ」が、
「54ゴジラ」や「84ゴジラ」
・・・みたいなイメージとするならば、
ハリウッドの
「ゴジラxコング 新たなる帝国」には、
昭和のお子様向けゴジラ
・・・みたいな雰囲気があった。
前作の「ゴジラVSコング」よりも、
お祭り映画に振り切っているイメージで、
その振り切りが良い方向に効いている。
俺はそう感じた
前作よりド派手で、
前作よりバカバカしく、
まるで、
子供の空想(頭の中)を再現したような、
物語や展開や設定で、
怪獣だらけだし、
バトルだらけで、
めっちゃくちゃな映画。
・・・だけど、
そんなノリが、
俺は大好き💗
ただ、
CGがちょっとCG過ぎるけどね。
今回は時間の都合で、
仕方なく「吹替版」を見たのですが、
劇場には小学生もたくさんいて、
こういう映画を子供がたくさん見ている。
そんな状況が、
なんだか嬉しくなりましたね
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物語ですが、
あれから地底(新たな)世界に残って、
一人ぼっちになったコングは、
地底を彷徨いつつ仲間(コング)を捜し、
そしてついに仲間を見つける。
・・・が、
地底のボス猿はヤッベェ奴だった。
みたいなお話。
一方地上では、
モナーク社が、
地底からの、
過去に例のない波形の乱れを観測。
それとは別に、
地上に残り、
地上の覇者として君臨し続ける
ゴジラの動きにも異常が観測される。
どうやらその異常は、
地底世界の波形の乱れと関係しているらしい。
そう考えたモナーク社は、
原因を調査するために調査隊を地底へと派遣する。
みたいなお話。
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CMでもお馴染みだけど、
ゴジラがめっちゃ走るし、
すっげー足速え。
よーーーく見ると、
前作より体を絞っているのが分かる。
やっぱり、
強い敵と戦うには痩せないとダメ!!
・・・ってことなのかも。笑
ただ、
痩せるとゴジラっぽさが薄れるんだよね。
CMでもお馴染みだけど、
こうなった理由も、
なかなか面白い設定だった。
メインキャラで、
前作から引き続き登場するのはこの3人。
脇キャラにも引き続きが数人いる。
アイリーンはイメチェンしてるし、
(それをバーニーにイジられる)
ジアは大きく逞しくなった。
バーニーだけ変わってない。笑
ジアの役割は、
もうまんま三枝未希だったね。
地底と地上を、
行ったり来たりしてるの見てると、
トンネルに捻じれが生じて、
この世界と繋がっても、
全然不思議じゃない!って思った。
アップライジングの監督が
以前にそんなことを言ってたけど、
モンスターバースシリーズの最後は
そういう映画にしてほしい。
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