公開日:2024年2月2日
発売日:2024年5月29日
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●お話
TVの最終回から20年後。
園田真理は菊池啓太郎の甥・条太郎、海堂直也、草加雅人とともにクリーニング店「西洋洗濯舗 菊池」を経営しながらオルフェノクの庇護を行っていた。その一方で、スマートブレイン社はオルフェノクの殲滅を目指す企業へと変貌を遂げ、北崎が社を率いていた。ある日、追いつめられたオルフェノクを助けるため、草加と海堂は仮面ライダーカイザとスネークオルフェノクに変身し、オルフェノク殲滅隊隊長の胡桃玲菜/仮面ライダーミューズと交戦する。そこへ数年前に真理たちの前から姿を消し、消息不明となっていた乾巧が現れる。しかし、かつてとは異なる姿の仮面ライダーネクストファイズへと変身した巧は、スマートブレイン社の尖兵としてその力を振るい始める。
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●感想
懐かし(面白)かったぁ。
演技がオーバーでクサいところとか、
理屈を勢いで誤魔化すところとか、
そういう灰汁(ダメなところ)も今では良い味で、
あの頃の面白さがギュッと詰まっていたよ。
好きなライダー映画は他にもあるけど、
ライダー映画を映画として、
ここまで面白いと感じたのは初めてだ!!
(とは言えこれも、B級の映画だけどね)
まるで定番のライダー映画から、
余計なモノを削ぎ落としたような良さがあった。
戦闘シーンや必殺技も
(短い時間の中でそれなりに)楽しめたし、
続編としても、
設定や展開(20年前のらしさ)が、
よーく考えられていたように思う。
メインキャスト(↑現在)も、
いい感じで年齢を重ねているけど、
イメージが嘘みたいに、
あの頃(↑20年前)のまんまだった。
半田健人さんと、
芳賀優里亜さんなんて、
髪型まであの頃(2003年)すぎるから、
本当に、
物語の世界で人生を重ねたみたいに思えたよ。
20年前の555(子供向けTV番組)では、
描けなかったであろう、
オルフェノクのチョメチョメも、
笑っちゃったけど良い演出だと感じた。
上映時間が、
たったの65分と短いので、
せめて80分くらいは欲しかったなー。
・・・と思いつつ見に行ったけど、
これ以上長いと物語がダレそうだったから、
結果として65分が、
面白く見れる限界だったのだと思う
物語ですが、
あれから20年後のオルフェノクは、
人間世界に紛れて、
人としてひっそりと生活をしている。
それでも時々、
暴走するオルフェノクがいて、
人々を混乱させる事件が発生している。
そこで政府は、
あのスマートブレインを復活させた。
20年前はオルフェノクを守る会社だったが、
「北崎新社長」の下、
現在は政府の命令で動く、
オルフェノクの駆除が専門の会社になり、
新世代の、
ライダーズギア「仮面ライダーミューズ」は、
旧世代のライダーズギアが劇的に進化をして、
その装着者である「胡桃玲菜」は、
殲滅隊の隊長として、
オルフェノクの生き残りを駆除する活動を行う。
一方で、
20年前は、
人間を守るために悪いオルフェノクと戦っていた
「園田真理」だったが、
オルフェノクは病気(不治の病)と同義で、
心を正しくコントロールすることで、
病と向き合い人として普通に暮らすことが可能で、
(上記の説明はあくまでも俺のイメージです)
オルフェノク≒悪人ではないことを知ったから、
現在では、
はぐれオルフェノクを保護して、
心のリハビリをする活動を秘密裏に行っていた。
その組織では、
「菊池啓太郎の甥・条太郎」が補助をして、
死んだはずの「草加雅人」が用心棒で、
「スネークオルフェノク(海堂)」は、
リハビリ部門の親方をしている。
・・・が、
肝心の「乾巧(555)」の姿が組織にはなかった。
実は長年行方不明で生死も不明の状況。
だがしかし、
この映画で意外な姿での復活を遂げるのだった。
・・・みたいなお話。
仮面ライダーネクストファイズと
仮面ライダーネクストカイザ。
予告で見た時はダッセーなー。
・・・と思ったけど、
映画の中の動く姿はそんなに悪くない。
ガラケーがスマホになったら、
変身用アプリをクリックするだけの変身なのか?
・・・なんて思っていたけど、
アプリでダイヤルを表示させた後は昔と同じで、
555、ENTER
と押しての変身だったので、
なんか嬉しくなったよ。
しかも、
このNEWバージョンの、
ファイズとカイザを披露するタイミングも、
バッチリだった
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