俺の大好きな
劇場版セイザーXを監督した
大森一樹さんが
白血病で亡くなったそうです。
70歳とはまだお若いですね。
大森監督の映画には、
好きな作品が多かったので、
まだまだ新しい映画を見たかった。
ご冥福をお祈りいたします。
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そんな訳で、
以前のモノを微妙に修正して、
セイザーXの感想をお届けします。
これは、
2003~2006年放送の超星神シリーズの3作目
セイザーXをベースにした
シリーズ総決算みたいな映画です。
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【1】超星神グランセイザー
シリーズ1作目。
星座のヒーローとは言え、
12人もいるので、
このゴチャゴチャ感が凄い(褒め言葉)。
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【2】幻星神ジャスティライザー
シリーズ2作目。
デザインモチーフが、鎧武者、山伏、くの一。
全員忍者だと思ってた。
因みに、
俺は上記2作品を見ていません。
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【3】超星艦隊セイザーX
シリーズ3作目。
セイザーXから、
俺の子供が興味を示したので見始めて、
一緒に見ているうちに、
むしろ俺がハマった感じです(笑)
この作品も、
もう16年くらい前の特撮ドラマなのね
以下が映画の感想になります。
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●好きなところ
まずね、
コレ
主人公の宇宙戦艦は空飛ぶ獅子の顔
このデザイン好きなんすよ
それにこのシーン
さすが東宝。
さすが川北特技監督。
(この時代の)戦隊やウルトラマンとは、
ジオラマの規模やクオリティが違いすぎる。
最近は、
ウルトラマンも特撮が凄くなってるけどね。
水中戦も、
お子様向け映画にしては、
ちゃんとしっかり水の中っぽい。
ラスボス戦。
戦隊ヒーローでも、
複数の戦隊チームが集合する映画はある。
だけど、
複数の戦隊ロボがここまで揃って
同時に戦闘する映画はない。
ウルトラマンなら、
似たようなシーンがあるけど、
(この当時のウルトラマンは)
着ぐるみやスーツがここまで空中戦しないので、
(今の時代ならあるけど)
この映画はとにかく 画が超豪華。
これこそ本当のお祭り映画だよね~。
こんなにデカイ
(合成だけどね)
「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」
の終盤と似たシーンではあるのだけど、
フルCGとフル着ぐるみでは、
豪華さや楽しさは似ていても、
そこにいる感 が全然違うんだよね。
「ウルトラマンタイガ」の劇場版で
ようやく似たようなことをするんだよね。
それに、
複数のロボットが巨大怪獣と戦う画は
俺の大好きな
「決戦!大海獣」とも共通する楽しさで、
そういうところも、
この映画を好きな理由だったりする
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●戦闘スーツ
セイザーXのスーツは、
戦隊と比較してゴテゴテしてるから、
パワードスーツ感が高い。
そこは好きだけど、
デザインのトータルバランスや、
ディテールのクオリティが、
戦隊と比較して少し劣る印象があるし、
ご当地感もある
そこはやっぱり、
長年実績のある戦隊ヒーローのスーツは、
頭の装飾もそうだし、
戦士として、チームとしての
デザインのトータルバランスとか、
良く考えられてると思うし、
シュッとしてるよねー。
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●因みに
轟天号が出てくる。
変身ヒーローと轟天号が同じ画面にいる
昔から
こういうコラボが 見たかったはずなのに、
メッチャ違和感
でも、違和感の正体はすぐにわかった。
アナログ兵器(轟天号)が1つしかない
要するに、バランスが悪い。
シリーズ2作目の
ジャスティライザーには
「メーサータンク」が出てきたらしいので、
こういうのをいっぱい出してほしかった。
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でもでもでも、
さすが大森監督。
やっぱりこの映画は、
めっちゃ楽しい
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