公開日:2020年1月30日

レンタル:2020年6月19日

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●お話

ある任務で暴れすぎてしまい、経験の浅い同僚のボビィと組まされ監視任務をすることになったCIAのエージェントJJ(デイヴ・バウティスタ)は、監視対象でテロリストのマルケスの義姉ケイトとその9歳になる娘ソフィ(クロエ・コールマン)が暮らすアパートにカメラを仕掛ける。しかしソフィはカメラも監視部屋も発見し、それを秘密にすることを条件に、スパイのレッスンや学校のイベントへの参加をJJに迫る。

~シネマトゥデイ より~

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●感想

いかにもB級映画だったけど、
主人公とヒロインの設定や、

二人のやり取りが面白かった。

 

結構笑えました。

 

物語は・・・
主人公は元特殊部隊出身で、
特殊部隊の中でもかなりの凄腕だった男。

今はCIAで諜報部員をしているけど、
特殊部隊は無口で孤独な仕事。
そんなところに長年所属していたため、
すっかりコミュ障になっていて、
破壊や戦闘の技術は超一流なのに、
交渉や潜入捜査は素人以下。

 

今回も仕事で大失敗をして、

捕まえろ!って指令だったのに、

重要な情報源を殺しちゃうし、

その情報源の相棒は逃がしちゃうし、
確保するはずの目標物も持ち去られてしまう。
 

そのため

次の仕事は、

敵が接触するかもしれない母娘の監視。

お前は動くな!!

誰とも会うな!!

という上司の指令。
この映画のヒロインは、娘の方。

 

ところが


9歳の女の子に監視に気づかれてしまうし、
正体(CIA)までバレてしまう。

 

この女の子

転校生なので周囲が

過剰に警戒してイジメられっこ。

シングルマザーの一人っ子で、

家に帰るといつも一人なので、

子供なりに上手に生きていくために

観察眼が鋭いし、

生きていくためのスキル
(話術やPC活用等)も高い。


主人公は

その娘の巧みな交渉術(話術)にドハマリ、
仕事で忙しい母親の代わりに、


休日のイベントに付き合わされたり、
 

その娘の授業参観に行ったり、

スパイの師匠までやらされることになってしまう。
・・・みたいな物語

 

主に

女の子の学校が舞台なのだけど、

女の子はずる賢い感じではなく、

主人公は女の子に素っ気なくするけど、

女の子は主人公のことを、

良い大人そうと感じ取り、

純粋に主人公のことを気に入って、

仲良くしたくて、

あれこれ策を練る・・・みたいな感じ。

主人公も、

最初こそ、

正体がバレた!殺(や)るしかないか?

・・・みたいなことを言うけど、

相手は9歳の女の子なので、

なんだかんだと言いくるめられてしまうし、

なんだかんだで助けてしまう。

主人公が大ボケかますのだけど、

結構笑えます。

そして、次第に二人は仲良くなって、

女の子も、主人公のお陰で、

同級生とも少しずつ仲良くなっていく。

でももちろん

それだけでは終わらない。

ちゃーーーんと、

敵がやってきます。

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