公開日:2019年9月27日

レンタル:2020年2月4日

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●お話

超常現象調査防衛局“B.P.R.D.”のエージェントであるヘルボーイ(デヴィッド・ハーバー)は、イギリスで暴れ回る巨人退治の指令を受ける。暗黒時代に封印されたブラッドクイーン(ミラ・ジョヴォヴィッチ)が1,500年の時を超えて眠りから覚めたことを知ったヘルボーイと、霊媒能力を持つ少女アリス(サッシャ・レイン)、ベン・ダイミョウ少佐(ダニエル・デイ・キム)らは、ブラッドクイーンに接近する。

~シネマトゥデイより~
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●感想

1994年のリブート版です。

ベースはオリジナルのまんまで大きな変化がないようにも見えるけど、細かい部分がいろいろアレンジがされていて、それらを踏まえて全体を見ると、トータルでは大きく異なってる印象。

どっちが好きかは賛否あるみたいだけど、
俺はリブート版の方が好き。

 

オリジナルは

見た目はバッファローマンで中身はキン肉マンみたいな主人公。

強面で暴れん坊な面もあるけど人間的なヌケてる部分やコミカルな部分があって、オリジナルはその、ヌケていてコミカルな部分を強調している。

だから物語も、仕事の魔物退治より、おっさんが中学生みたいな恋愛をする恥かしい内容がメインだったりして、ノリはまるでコロコロコミック。そういう本筋とズレた部分をメインに描くところが、当時のギレルモ監督独特の味。

 

対して

リブートされた今回の映画では恋物語が排除され、あくまでも魔物退治がメイン。主人公の性格や強さに大きな変化はなく、強面だけど人間的なヌケてる部分があるのは同様で、見た目はオリジナルよりゴツくなっている。

個人的には

キャラも作品のノリも、石川賢の「禍」に近い気がするけど、「禍」ではマイナー過ぎて伝わらないので、

 

強いて言うなら

魔物退治をメインとしているし、グロさがあり、映画には劇画な青年誌っぽいノリもあるので、仲間と共に行動するようになった比較的最近のベルセルクっぽい雰囲気はあるかもしれない。

とにかく、マイナーな青年誌に連載されていそうなダークヒーローモノって感じ。

 

吸血鬼や巨人と戦ったりもするけど、

 

メインのヴィランは、

ミラジョボビッチ演じる伝説の魔女。

魔界の王を復活させて、

人類を滅亡させようとしている。

相変わらず、

女優オーラが火傷しそうなくらい凄い。

 

今回の仲間は

いい感じのスパイス的存在になっている特殊部隊隊長のベン・ダイミョウ少佐と、劇中で魂剥がしパンチを覚醒させる霊媒師のアリス。

俺はメンバー構成もオリジナルより好きだな。

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