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●お話
ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、学者として魔法動物を守るため、不思議な空間が広がるトランクを手に世界中を旅している。ある日、捕まっていた“黒い魔法使い”グリンデルバルド(ジョニー・デップ)が逃亡する。ニュートは、人間界を転覆させようと画策するグリンデルバルドを追い、魔法動物たちと一緒にパリの魔法界へ向かう。
~シネマトゥデイより~
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●感想
評価が賛否両論、大きく分かれていて微妙な感じもありましたが、せっかく1作目も見ているので、レンタルしてみました。
なるほど
賛否両論の理由が分かった気がします。
この映画、
想像以上に1作目との繋がりが強く、
1作目の内容を細かく覚えていないと、
面白さが半減以下です。
その代わりに、
1作目をしっかり覚えていれば、
かなり楽しめそうな気がします。
したがってこの映画は、
1作目を見た直後に見るのが良いです。
物語は、
1作目のラストで逮捕された、黒い魔法使いのグリンデルバルドが脱走してしまいました。グリンデルバルドの目的は、強い魔法力を秘めた呪われた子供を探し出し、仲間にすること。仲間にして何やら大きな恐ろしいことを企んでいます。そこで、それを阻止しようとする魔法省の闇祓いと、目的は同じでも魔法省には任せられないとするダンブルドアの使いで主人公のニュートも、その子供を捜すことなり、3つのグループで、誰が一番最初にその子供と出会えるのか?
・・・みたいなお話。
実は、
その子供というのが、1作目でオブスキュラスを誕生させた、あの子供です。
そんな訳で、1作目を見ていないとその子供の凄さがイマイチよくわからなくて、ぽかーん・・・ってなってしまいます。
それ以外にも、
1作目との細かい繋がりがチラホラと。
1作目のメインキャラだった4人。
まず、1作目のラスト以降で恋人同士となった右側の二人。両サイドは姉妹でアメリカの魔法使い。アメリカの魔法界では、魔法使いはマグル(魔法を使えない普通の人)との結婚を強く禁じられていますが、右側の男性はマグルなので、それが、二人の悩みの種で喧嘩の原因となっていて、二人の喧嘩が、今回の物語に大きく振り回されてしまいます。
左側の二人は、互いに惹かれ合っているにも関わらず、二人とも恋に消極的で、友達以上恋人未満的な関係。どうやら、1作目と2作目の間に誤解が生じ、それが捻じれて、おかしな関係になっています。
大きな物語も、小さな物語も、
うろ覚えでは十分に楽しめませんので、1作目をしっかり見直してから見ることをお勧めします。
ハリポタとの繋がりも、
小さな繋がりだけど、1作目より増えていて楽しめました。ニワトコの杖って、あんなに凄いのね。ヴォルデモートが使えなくて良かったよ。
どうやら3部作で、
1つ1つが小さな物語にはなっておらず、3つを合わせることで初めて、大きな1つうの物語が完成するようですね。
そして3作目には、
1作目、2作目以上に、ハリポタに繋がる何かが描かれそうな感じですね。
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