THE COLLECTORSの加藤ひさしさんが埼玉県熊谷市出身ってことで、イオン熊谷の劇場にある巨大ポスターが直筆サイン入りでした。


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●解説

ロックバンド THE COLLECTORS が2017年のクリスマスイブに行ったライブと、1980年代のミュージックシーンに迫ったドキュメンタリー。“ジャムスタ”と呼ばれ多くのミュージシャンに愛されたライブハウス「新宿JAM」での彼らの最後のライブまでを映し出す。『オールディックフォギー 歯車にまどわされて』などの川口潤が監督し、THE COLLECTORS をはじめ、會田茂一、峯田和伸、リリー・フランキーらが出演している。

~シネマトゥデイより~

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●感想

ライヴハウス新宿JAMで、2017年12月24日のクリスマスイヴ、取り壊し直前に行われた、THE COLLECTORSによるラストライヴをBGMに、THE COLLECTORSや新宿JAMをよく知る人達に、インタビューをしていくというドキュメント映画。

 

キャスト

THE COLLECTORS

會田茂一
岡村詩野
片寄明人
黒田マナブ
THE BAWDIES
真城めぐみ
峯田和伸
リリー・フランキー

 

おおよその流れ

最初は、

みんなでベスパに乗って、映画「さらば青春の光」ごっこをするシーンから始まり、

その後、

新宿JAMでのライヴが始まるけど、すぐにインタビューに切り替わります。

その後も、

ちょこちょことライヴ映像が挟まれるけど、基本的にインタビューを見る映画なので、曲が始まってもすぐインタビューに切り替わり、歌はBGMとなり、BGMにのせてインタビューを見る・・・という感じの流れの連続です。

 

インタビュー内容

・THE COLLECTORSとは
・モッズとは

・モッズによる出会いと繋がり

みたいな話から始まり、

その後、

・デビュー当時の表話と裏話
・初めての新宿JAMでのワンマンライヴ話
・現在の話
・映画「さらば青春の光」でモッズの深味にハマった話

他にも、
・THE COLLECTORSの加藤さん、コータローさんのぶらりコーナー

二人でぶらり、
それぞれ一人ずつでぶらり、

・・・だいたいそんな感じです。

 

感想

実は俺、

THE COLLECTORSのこと、ほとんど知りません。

奥さんが大ファンで、映画を滅多に見ない奥さんが久しぶりに映画をみたいとのことで、付き添いで来ました。でも、付き合い始めた頃、俺のMINIで何度かCDで聴いたことがあったので、曲はなんとなく知っているし、ドキュメントは好きなので、まーなんとかなるか、くらいな気分でした。

 

でも、びっくり、

例え THE COLLECTORS の二人を知らなくても、二人ともそれぞれ話がうまいし、存在感もあるので、何でもない普通の話が妙に面白い。それに、モッズと言えばファッションやベスパで、それは俺も好きな分野だから、意外と最後まで、楽しく見ることが出来ました。

 

それに、インタビュー中に何度か、加藤さん、コータローさん、同じテーマの質問だけど、それぞれ別々にインタビューしているのに、2人の回答が見事にリンクしていて、編集の妙もあるけど、まるでインタビュアーと加藤さんとコータローさんが、あれ?3人でトークしてんの?みたいな感じになっているのが、凄く不思議だし、面白い見せ方だな~と思いました。

 

30年前の当時も、56歳になった今も、THE COLLECTORSは、声も音楽も変わらないし、ぎゅーぎゅー詰めの新宿JAMのライヴの雰囲気も、スポーツ観戦でいい試合を見ているような、なんだかいい感じだし、モッズとかのファッショントークも興味深かったので、THE COLLECTORSのファンって訳ではないのに、なんだかとっても楽しかったです。奥さんも非常に楽しめたようでした。

 

劇場グッズ

トートバッグ(売り切れ)、Tシャツ(残りSサイズ数枚)、ポスター(まだ数本あった)があるようでした。

これはTシャツ。

 

映画は12/13までみたいですね。

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