今日はシリーズ ブリキン。
今回は「マシンザウラー」の前編。
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「ある日のコメント」
シリーズブリキン
⑨「ザ・ワールド-前編-」で、
ゲッターザウルスをネタにしたところ、
⑩「ザ・ワールド-後編-」で、
「次はマシンザウラーだと思ったのに・・・。」
そんなコメントをいただきました。
(同じ恐竜ロボットだしね)
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「2つの理由」
ネタにしなかったのには、理由があります。
【1】すっかり忘れてたぷぷぷ
【2】世界観の情報が少なすぎガーン
でも確かに、怪獣とロボットが大好きな俺にはピッタリのネタ
そんな訳で、今回のネタに決定
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ところが、想像以上に情報が少なくて困っていたのですが、
「新潟一にいがた」さんの情報がキッカケで、結果的にネタが豊富になり、前後編の2部構成にしました。わざわざ新たに画像まで追加していただき、ありがとうございました。
そんな訳で、前編はマシンザウラーについての解説になるので、前編にバズーカブリキンは出てきません。
ただし、それでもまだ、情報が不十分なので、足りない情報は、私の推測で補うことを、ご承知おき下さい。
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「検索、検索ポチっと」
マシンザウラーで検索すると、
こんな、マンガやオモチャの画像がたくさん出てきます。
そして、もう少し熱心に探すとこんな画像も出てくるので、マイナーな特撮ドラマだったのかな?・・・なんて思ってる人もるようです。
しかし、マシンザウラーは、「アニメ」でも「特撮」でもありません。
マシンザウラーは、
玩具メーカーの「TAKARA(とダイナミックプロ)」が考えた、オリジナルのロボットで、
新しく発売するオモチャを宣伝するためのマンガを、ダイナミックプロがテレビマガジンに連載していた・・・というものです。
もう1個の有名な玩具メーカー「BANDAI」は、アニメや特撮で人気の出たロボットをオモチャにしていて、一般的に玩具メーカーの流れはそういうイメージが強いけど、TaKaRaは、アニメや特撮になっていない、オリジナル商品を得意としています。
じゃあ、さっきの着ぐるみは何?って話ですけど、
あれは、オモチャを宣伝するためのCMのワンシーンで、あの着ぐるみは、CMのためだけに造られたモノ(だと思う)。
これ、どっちが悪者だよ
マシンザウラーって子供の頃、マンガは読んでないし、オモチャも買ってないのに、なんだかすごく記憶にあったんだけど、きっと、このCMを見て覚えていたんだね
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「マグネボーグ」
これが、その当時発売されたオモチャ。
このオモチャは持ってませんでしたが、オプションパーツを磁石で取り外し出来る(らしい)し、同じTAKARAの鋼鉄ジーグを始めとするマグネロボシリーズの最後が「超人戦隊バラタック」。
それが終わった年の年末から、テレビマガジンの連載が始まっているので、もしかして、バラタックの人気が高ければ、その次にマシンザウラーのアニメ化もあったのでしょうか?
でも、「マグネロボ」から「マグネボーグ」にシリーズ名を変更しているから、(ロボットから怪獣へ)視点を変えて新たなシリーズ展開を模索(グレートからダイザーへ)・・・みたいな感じかな?
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「マンガ版」
永井豪名義になっていますが、前半を石川賢先生、後半を桜田吾作先生が連載しています。永井豪先生は恐らく、メカやキャラのデザイン、世界観のアイディア等で参加という感じでしょうか?この頃は、大人の事情でそういう作品がいくつかあります。
物語のフォーマットは、マジンガーZに少し似ています。
月の裏に新たな惑星が発見され、発見した博士の名前から、惑星ゴルゴスと名付けられます。ところがこの惑星、恐魔龍(宇宙怪獣)の巣窟で、ゴルゴス博士は、これを軍事利用しようと考え、惑星に向かいますが、そこはすでに、銀河帝王デスクロスの支配下にありました。しかし、利害が一致したゴルゴス博士は、デスクロスの部下「ゴルゴス将軍」となり、デスクロスの命で恐魔龍を操り、地球制服を開始します。
しかし、その事態を想定していたゴルゴス博士の友達「轟博士」は、自身の開発したタイムマシンで、太古の時代から恐龍ティラノサウルスを捕獲し、それを戦闘用サイボーグ「マシンザウラー」へと改造し、自分の息子にそれを操縦させ、ゴルゴス将軍の恐魔龍に立ち向います。
・・・というのが、マンガの物語。
地球の平和を守るために、何の罪もないティラノサウルスを拉致し、脳を取り除き、武器を取り付け、サイボーグに改造する・・・ショッカーか
後半の桜田吾作先生は、設定された必殺技だけで戦っているようでしたが、前半の石川賢先生は相変わらずで、主人公が操縦しているはずなのに、マシンザウラーが本能で勝手に戦っている感じもあって、敵の恐魔龍を喰い殺してました
これはネットで見つけたイラストで、名前が左下にあるけど、誰のイラストなのかよくわかりませんでした。でも、石川賢先生のマシンザウラーは正にこんな感じですとってもらしくて素敵すぎるイラストです
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「設定(合体)」
マシンザウラーのオモチャには、合体変形するシステムがあるらしく、
●地上用「アースザウラー」
●水中用「マリンザウラー」
●空中用「スカイザウラー」
上記のように、3つの形態に合体変形します。
なんとなくですが、マンガ版の設定と合わせて考えると、陸の恐龍サイボーグ、海の恐龍サイボーグ、空の恐龍サイボーグと合体して変形する・・・グレンダイザーみたいな設定があったのかな?
マンガ版も合体変形するけど、
上記のオモチャとは異なり、合体するのは空中用のみで、デザインも違います。
●あえて違うものにしたのか?
●お得意のダイナミックアレンジなのか?
●マンガ化の時点では上記の設定が存在しなかったのか?
俺は個人的に、デビルマンやゲッターロボのような、毎度お馴染みのダイナミックアレンジだと感じています。
マンガ版は、
プテラノドンを改造した恐龍サイボーグと合体し、空中用形態になります。マジンガーZで言うジェットスクランダ―的な設定。
ただ、玩具のような飛行機然とした形態ではなく、真ゲッターとかデビルマン的な翼。
オモチャよりも、イカしてる~ぅ
プテラノドン以外にも、トリケラドブスの恐龍サイボーグも出てきて、これは主人公の友達「番長」が操縦しますが、マジンガーZでいうボスボロットで、お笑い担当です。
コイツのキャタピラと、オモチャのアースザウラ―のキャラピラとを比較して、3つの恐龍サイボーグと合体する設定があったのでは?と想像しました。となると・・・、
もしかしたら、ピー助が捕獲されて、海の恐龍サイボーグに改造される設定とか、あったのかも
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「設定(善と悪)」
何も知らずにCM見た人は、悪の恐竜メカと戦うヒーロー「デスクロス」の物語・・・とでも思うのでしょうか?
マシンザウラーは、いわゆる、魔王ダンテやデビルマンのように、正義と悪の立場を入れ替えた設定が採用されている、と思います。
個人的に、「ウルトラマンと怪獣」というよりは、
デスクロスがロボット宇宙人なので、
「ジャンボーグA」の逆パターンっぽいなー、と感じています。デザインも(特に顔が)似てますしね。
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「最新玩具」
そういえば、UFO戦士ダイアポロンと同じ「ダイナマイトアクションシリーズ」から、今年の8月に「デスクロス」が発売されていたらしいです。
おいおい、マシンザウラーはどうした
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「テーマソング」
マシンザウラーは、特撮ドラマ化もアニメ化もされていないけど、番組の主題歌的なテーマソングがあります。
それがコレです。
なんか・・・すげーーー歌
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「おまけ-1」
これは「猟界のゼーレン」に出てきたマシンザウラーモドキ。
猟界のゼーレンには、マジンガーモドキのやゲッターモドキなど、色々出てきたらしいね。2巻からはロボットマンガじゃなくなったので、途中で読むの止めちゃった。
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「おまけ-2」
TAKARAって、日産のセドリックとグロリア、MINIのオースチンとモーリスのように、同じモノを、名前やブランドを替えて、同じメーカーから発売することがあるのだけど、このマシンザウラーにも色違いの別品名が存在します。
こちらの青いマシンザウラーは、トランスフォーマーの元ネタでも有名な「ダイアクロン」というブランドで、「マシンドラゴン」の名前で販売していたらしいです。
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次の後編は、バズーカブリキンとのコラボ企画になります。