久しぶりに木に触れる仕事をしたら、思うように力も入らず、力の入れ方さえもよくわからないような感覚だったらしく、この何日か不穏な空気。

今日は病院で、「ご飯食べれてるんでしょ?普通にしてて痛くなんでしょ?」なんて言われたらしくて、空気が悪かった。

いつものテレビも「うるせぇなぁ」
保険屋さんに提出する書類をまとめながら「めんどくせぇなぁ」
代筆をしたけど、事故の地図を書くところをお願いすると「そんなもん書かなくていい」
勉強しながら問題を理解できない子どもに「やめちまえ」

そう、これが一番の傷。

体だけじゃない、心が痛いと叫んで、それが棘になって周りに刺さる。

でも「八つ当たりしないで」とは言えない。

何も言えない。

前向きになれたら押すし、棘がでたら見守る。

でも、なにも言わない。

私が怒鳴り返せば、考える時間ももてない。
何も言わず、聞き流す。

ふて寝しながら、彼はいろいろ考える。
やりすぎたと思うかもしれないし、ムカムカするかもしれない。
悪かったと思うかもしれないし、モヤモヤするかもしれない。

感情を抑えられない怒鳴り声なんて、半分嘘みたいなものだから、静かに深呼吸。

この傷が垣間見える時が一番辛い。