帰宅した次女
案の定 無口で試合については何も語ろうとしない
風呂に入り、夕飯を食べたあと いつもの治療院へ連れて行った。
歩くのも辛そうな両膝
負けてしまったから言うわけではないが、地区大会1日目を終え
次女の体はぼろぼろ状態
痛めていた右肩の大胸筋に加え、両膝にも痛みがあり 本来の動きが全く出来ていなかった。
治療を終え、帰りの車の中で突然話し始めた次女
以下は次女の話です。
「今日負けたのは全て自分がふがいないせいで、自分の実力の無さで3年生の
先輩たちに迷惑をかけてしまった。
打っても打っても決まらなくって、レシーブも前に行こうとしても痛くて出れない
負ける相手でなかったのに
いままでいろいろあって、3年生の愚痴や悪口を言ったこともあったけど
ここに来て2年生全員で話をして、ここまで自分たちが来れたのも監督や先輩たちの
指導があってだし、監督も今年限りで他の中学に移動するし、お世話になった3年生と
絶対関東に行こう そのためにも自分たち2年生が全力でがんばって先輩や監督に恩返しするんだ
とみんなで決めたのに
こんな大事な時に力を発揮できず、決められない自分が情けなくて
いままでどこのチームより一生懸命練習してきたつもりなのに
みんな辛いこと苦しいことに耐えてやってきたのに
全部自分が台無しにしてしまった。
あの時、負けちゃうって思ったとたん そんなことのいろいろが頭の中にばーっとでてきて
情けなくて情けなくて 泣いちゃいけないって思っているのに涙が止まらなくなって
そんな自分に腹が立って
試合のあと先輩たちは1位も2位も変わらないから大丈夫
来週までに体調を整えて、みんなで関東に行こう
って言ってくれたけど、みんな1位と2位じゃ違うことくらいわかってるのに
そんなことを先輩に言わせてる自分が情けなくて くやしくて」
帰宅し、肩と両膝のアイシングを持って床についた次女
リビングに妻と私が残り、妻に車の中での話を聞かせた。
「成長してるね」妻が言った
「あーそうみたいだね」と私
コートの中で泣くことを私は許さない でも
親として確かに子供の成長を
今日流した 汗と涙の向こう側に実感させてもらった。
決めました
来週の試合は応援に行かずに仕事をします。
こうなったら出来ることは何でもやります。
神様 仏様 そしてあのジンクスにもすがります。
どうやら我が家の長女&次女は例のジンクスに気がついているようで
確かに前回の大会も私が行って負けましたし、今回も1日目は私が行かなかったので
会場優勝
そういえば去年の県大会準々決勝も仕事サボって見に行ったら、ありえない敗戦
考えてみると全て1セット目を取ってフルセットで負けています。
今日1日仕事サボって観戦させてもらったので
来週はバカ親父は全力で仕事します。
神様 仏様 そういうことなのでよろしくご加護をお願いします。