仕事帰り
ちょっと時間に余裕があったので
いつもの寄り道
峠道を行ってきました
とっとことっとこ
大阪との県境あたりを走っていると
目の前に
お爺さんが
道の真ん中で
シニアカーっていうやつ
押してるの
こういうやつね
山の中の
静かな道で
夕方6時過ぎ
そろそろ日も落ち始めてる時間
人通りなんてないところ
おおお
なんかトラブルか
原付を路肩にとめて
お爺さんに
「どうかされましたか?」
「バッテリーが切れてしまって・・・」
おおお
出川哲朗か
とはいえ
無人の峠道
これはこまった
「お宅はお近くですか?」
「ここから少し下ったところ」
少し先に集落があるから
そこのことか
ゲテは原付だし
と
向こうから
軽バンが1台やってくる
手を挙げて
止まってもらった
事情を説明すると
運転の男性
良い人で
「クルマに積んで送って行く」
で
軽バンに
シニアカーを乗せる
いやこのシニアカー
めっちゃ重たい
その男性と
2人でなんとか軽バンの荷台に乗せて
お爺さん乗っけて
「この人送っていくわ、ありがとね」
と
走って行った
いや
よかった
お爺さん
山道で動かなくなって
心細かっただろうに
けっこう重いんだよ
シニアカーって
よく
押してたな
どこで止まったのか
わからんが
ゲテとあの軽バンの男性に
合わなかったら
どうなってたか
とにかく
よかった
じゃまた