樹木希林の凄味 | ゲテのブログ

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日々思いついたコトをいろいろ綴ってます

雨です

 

午後からずっと降ってて

今夜もずっと

朝まで降る予報です

 

樹木希林さんの追悼番組

やってましたね

 

見てなかったんだけど

 

NHKだから

再放送するかな

 

近所の映画館でも

「あん」

「モリのいる場所」が

一週間交代でリバイバル上映が決まってまして

 

でも

ゲテが思う

希林さんのイチ押しの作品は

深作欣二監督のアクション映画

 

「いつかギラギラする日」

 

銀行強盗のおっさんたちのドラマ

 

 

分け前をめぐってトラブルになり

仲間の一人が殺される

 

希林さんはその殺された仲間の嫁役

 

強盗のリーダー役の萩原健一が

潜伏しているボロい宿屋にやってくる

 

殺された旦那の取り分が1250万円と知る

 

希林さん

萩原に

「失礼いだけど、今いくらお持ちですか?」

「・・・200万ちょっと」

「じゃ1250万は放棄しますから、今その200万いただけませんか?」

萩原が200万円をちゃぶ台に置くや否や

 

かすめ取るようにササッと自分の手提げカバンに仕舞い込むと

「それじゃ、どーも」

と宿屋を出て行ってしまう

 

なかなかの下品な役なんだけど

希林さんがやると

どこか品がありながら

ドスの利いたスゴ味があって

カッコイイんだよ

 

ああいう役が出来るのは

唯一無二

樹木希林さんだけだったように思う

 

2時間の映画で

たった4~5分の出番だったけど

強烈に記憶に残ってる

 

希林さんと言えば

あの役を思い出す

 

 

ちょっと

気温が下がって冷えてきました

 

風邪ひかないよう

皆さんも気を付けて

 

じゃまた